袖飛車に対しての受け方


上図は、後手雁木に対して先手が▲3五歩から仕掛けた手に対して、後手が袖飛車にして△7五歩と突いた局面。ソフトの評価値+208で互角。

後手の△7五歩は、先手玉の近くでの戦いなのでいやなところです。

本譜は以下、▲3四銀△同銀▲同飛△7六歩で、ソフトの評価値-221で互角。

先手は4六の銀を捌きましたが、後手の△7六歩が厳しい手でいつでも△7七銀や△5五銀などあるので、先手が神経を使いそうです。

先手の▲3四銀では▲2八飛がありました。ソフトの評価値+252で互角。

このタイミングでの▲2八飛は全く見えていませんでした。

▲3四歩や▲3四銀はよくある手ですが、▲2八飛はあまり見たことがありません。

▲2八飛に△7六歩なら、▲2四歩△同歩▲同銀△4二角▲2三銀成で、ソフトの評価値+359で先手有利。

この手順は、後手の7筋の攻めより先手の2筋の攻めが厳しいです。

▲2八飛に△4五歩なら、▲3三角成△同桂▲8八角△7六歩▲3四歩△5五歩▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2六飛で、ソフトの評価値+341で先手有利。

▲8八角は後手からの△5五角を先に受けた手ですが、少し指しにくい手で初めて見た筋です。

この形は、後手からの8筋の攻めがないのが大きいです。

そして▲3四歩で桂得が確定したので、先手有利です。

袖飛車に対しての受け方が参考になった1局でした。