対三間飛車の仕掛け方

上図は、後手三間飛車に先手居飛車穴熊からの進展で後手が△6四歩と突いた局面。ソフトの評価値+160で互角。

先手も後手も守りは完成しているので、ここからどのように手を作っていくかという局面です。

先手は▲6八角と引いた形なので、どこかで▲2四歩から攻める感じですが、本譜はあまり良くなかったようです。

本譜は以下、▲7七銀△6五銀▲2四歩△同歩▲2二歩△1三桂▲2一歩成△2五桂で、ソフトの評価値-189で互角。

▲7七銀は後手からの△6五銀を事前に受けた手ですが、▲7七銀に△6五銀と出られるので善悪は不明です。

先手は2筋を突き捨てて▲2二歩~▲2一歩成としますが、後手は手順に△1三桂~△2五桂とします。

この局面は先手にと金が出来て、▲1一とと香得になりますが、後手の桂馬が捌けているのが大きく、互角とはいえ後手の方が気持ちよく指している感じです。

後手はいつでも△3七桂成の狙いがあり、また6五の銀も△5六銀~△6七銀成や△4七銀成を見せると、先手は受けづらいです。

本譜の2筋を突き捨てて▲2二歩が少し重たかったかもしれません。

別の指し方で、▲7七銀△6五銀▲2四歩△同歩▲同角で、ソフトの評価値+229で互角。

この手順は2筋を突き捨てて▲2四同角とする手です。

△2四同角だと▲同飛で先手の飛車が捌けますので、▲2四同角には△2七歩とします。

△2七歩▲同飛△2六歩▲4二角成△2七歩成▲2五角△4二金▲3六角で、ソフトの評価値+66で互角。

普通は▲2四同角に△2七歩~△2六歩で、先手の飛車の効きと止められるとだめなのですが、▲4二角成~▲2五角でいい勝負のようです。

対局中はこの手順も少し見えたのですが、大駒の激しい交換は何か見落としがあるのかと思って指せなかったです。

この手順が最善かは不明ですが、▲2二歩からの重たい展開よりは良かったような感じです。

対三間飛車の仕掛け方が参考になった1局でした。