腰掛銀の仕掛けの受け方

上図は、角換り腰掛銀からの進展で、△6五歩は変化手順です。ソフトの評価値-51で互角。

実戦では△6五歩でなく△4四歩だったのですが、△6五歩が気になっていました。

棋風的に先に仕掛けられるのはあまり好きではないのですが、先に攻めて、一方的に攻め切って勝つということはまずなくて、どこかで受けに回って駒を蓄えて攻めないと攻めが切れてしまいます。

△6五歩▲6九飛△6六歩▲同飛△6五歩▲6九飛△6四角で、ソフトの評価値-49で互角。

△6五歩に▲同歩もありますが、△6五同桂▲6六銀△6四歩や△7五歩も考えられます。

ここから先手は▲3五歩で△同歩なら▲4五桂のような狙いはありますが、1局の将棋です。

別の指し方で▲6九飛があります。

手順の△6六歩に▲同銀で、△6五歩に▲同銀右や▲同銀直や▲5五銀左もありますが、後手玉が3一の玉なので少し遠いところで戦いが起きている感じです。

よって▲6六同飛から△6五歩に▲6九飛とします。

ただここで嫌な手が△6四角です。

△6四角は攻防の角で、攻めの角でもあり3筋と4筋の受けに効いた角でもあります。

△6四角以下、▲2九飛△4六角▲7五歩で、ソフトの評価値-51で互角。

△6四角に4六の歩を守る▲4七銀や▲4七金は、形が崩れて少し指しにくい感じです。

△6四角に▲4五歩とすれば歩は取られませんが、桂馬が跳ねることができなくて、角の睨みでいつでも△3七角成を狙われやすく指しにくいです。

よって、▲2九飛と飛車を定位置に戻して、△4六角に▲7五歩とします。

△4六角と1歩取られますが、▲7五歩で後手の桂馬の頭を狙います。

先手は6筋の歩を交換して1歩あるので、△7五同歩には▲7四歩でソフトの評価値+175で互角。

後手は桂馬は渡しづらいので▲7五歩には△6三銀ですが、▲4五桂でソフトの評価値-51で互角。

やはり平手の将棋なので簡単に一方が良くなることはないみたいです。

腰掛銀の仕掛けの受け方が参考になった1局でした。