上図は居飛車対振り飛車の終盤戦で、後手が△8三同銀と桂馬を取った局面。ソフトの評価値+585で先手有利。
駒割りは、金と角銀で先手角損ですが、先手穴熊でまだ固くここで手番なのが大きいみたいです。
ここで後手から△4四角という攻防の手が気になり本譜は先に受けたのですが、あまり良くなかったようです。
本譜は以下、▲8八銀△8五桂で、ソフトの評価値-317で後手有利。

本譜は先受けで銀を1枚投入したので、攻めの戦力が弱くなり後手から△8五桂とゆっくりした手が間に合ってきました。
実戦はここから▲7五桂としたのですが、少し先手が戦力不足で攻めが切れ模様になりました。
元々が先手が角損しているので、ゆっくりとした体力勝負になったら手が続きません。
▲8八銀では▲6三銀があったようです。
▲6三銀△4四角▲7五桂で、ソフトの評価値+1625で先手優勢。

対局中に▲6三銀は少しは見えていたのですが、△4四角で先手悪いかと思っていました。
△4四角は詰めろではありませんが、攻防の1手で振り飛車でよく出る手です。。
△4四角に▲7五桂が見えておらず、▲7四桂ではっきりしないと思っていました。
▲7五桂は詰めろですが、△2二角とされると詰めろでなくなります。
▲7五桂△2二角▲8三桂成△同玉▲7四銀打△9二玉▲8三金△8一玉▲6二銀成で、ソフトの評価値+3741で先手勝勢。
▲6二銀成以下、△7七角成▲同金で、ソフトの評価値+3870で先手勝勢。
この局面が、先手玉が詰んでもおかしくないようでも▲7四銀が△8五金を抑えていると、上部が手厚くて詰まないようです。
終盤は安全にばかり指してはだめと分かった1局でした。