攻め合いか受けに回るか


上図は、矢倉模様の急戦形からの進展で後手が△8七龍と8二の龍が歩を取った局面。ソフトの評価値+393で先手有利。

駒割りは金と銀桂で先手が実質桂得の局面で、先手から▲5三歩成のような手があるので、先手が少し指せるようです。

ただし、△8七龍が角取りになっているのでどのように受けるか迷いました。

本譜は以下、▲7九銀△2三歩で、ソフトの評価値-224で互角。

▲7九銀には△7八金▲同銀△8八龍でどうなるのかと考えていたのですが、▲7九銀には△2三歩が全く見えておらず、先手からの攻め味が少し無くなってしまった感じです。

▲7九銀では▲6六角がありました。

▲6六角△8九龍▲5三桂不成で、ソフトの評価値+436で先手有利。

対局中は▲6六角は少し見えてはいたのですが、△8九龍の後に△6五桂が△7八金の詰めろになるのがいやで指せませんでした。

△6五桂の詰めろの筋には▲7九歩で受かっていたようです。

よって△8九龍には▲5三桂不成で攻め合いになります。

▲5三桂不成に△3一玉だと▲2三歩が厳しいので、△5三同金直▲同歩成△同金▲2四桂で、ソフトの評価値+619で先手有利。

▲2四桂がなかなか指せそうな気がしなく、多分▲6五桂と指しそうな気がしますが▲6五桂△6一桂で、ソフトの評価値+517で先手有利。

どちらもまだ大変ですが、後手の金に迫っていくという感覚です。

攻め合いか受けに回るかが参考になった1局でした。