寄せは厳しく指す

上図は、角換り腰掛銀からの進展で、▲2三桂と打った手は変化手順です。ソフトの評価値+2539で先手勝勢。

実戦では▲2三桂で▲8六銀と逃げて△7七歩で、ソフトの評価値-213で互角だったので、終盤の1手の違いはかなり大きいです。

対局中は、先手勝勢というのが全く気付いておらず少し悪いのではと思っていたので、それが▲8六銀という指し手に出ていたようです。

△8五桂は△7七桂成が詰めろになるので、それまでに後手玉を寄せればいいということです。

▲2三桂はただで取られる桂馬ですが厳しい手で、△同金か△2二玉のどちらかです。

  • ▲2三桂に△同金

△同金には▲4二銀△3二玉▲4一角。

この手順がうっかりしやすいのですが、これで後手玉が詰んでいます。

▲4一角以下△同飛▲同銀不成△2二玉▲3二飛△1三玉▲2五桂まで。

手順の▲4一角に△2二玉なら、▲2三角成△同玉▲2四歩△3二玉▲2三金まで。

▲4二銀と打つのが急所の1手のようです。

  • ▲2三桂に△2二玉。

△2二玉には▲3一角。

▲3一角が厳しい1手です。

▲3一角に△同金なら、▲同桂成△同飛▲2三歩以下詰み。

手順の△3一同飛で△3一同玉なら、▲4三銀でソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この▲4三銀というのも少し見えにくい手ですが▲3二金の詰めろですが、後手受けなしです。

▲3一角に△1二玉なら、▲1一桂成△同玉▲1三香△同桂▲同角成△1二香▲4二飛成で後手玉受けなしで、ソフトの評価値+99989で先手勝勢。

▲4二飛成に△同金は▲2二銀まで。

▲3一角に△2三玉は、▲2四歩△1二玉▲2三銀以下詰み。

いろんな変化はありますが、後手玉は寄っているようです。

寄せは厳しく指すというのが参考になった1局でした。