上図は、後手四間飛車からの進展で角交換から▲6六角と打った手に△3三桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+367で先手有利。
評価値が先手有利になっていますが、対局中は全く気が付きませんでした。
実戦は、▲8五歩△5四歩でソフトの評価値+239で互角。
この手順の▲8五歩と位を取る手は▲6六角と連動して自然な手に見えますが、ここでは仕掛ける手があったようです。
▲8五歩では▲3六歩がありました。ソフトの評価値+364で先手有利。

▲3六歩と仕掛ける手があったようで、後手の桂馬の頭を狙った手です。
▲3六歩に△2五歩なら、▲同歩△同飛▲同飛△同桂▲2一飛でソフトの評価値+565で先手有利。
この手順は、飛車交換から▲2一飛と先着して先手有利です。
よって、▲3六歩には△同歩▲同銀△3四歩と進みますが、以下▲4五歩△6四角で、ソフトの評価値+423で先手有利。

この手順は、3筋の歩の交換をして△3四歩と受ける形です。
先手からの▲3四歩と受けたのですが、▲4五歩が継続手です。
▲4五歩に△同桂なら▲同銀△同銀▲2二角成がありますので、▲4五歩には△6四角とします。
お互いに角が相手の飛車を狙う展開ですが、△6四角には強く▲4四歩があります。
△6四角▲4四歩△2八角成▲4三歩成△1九馬▲3三角成△1二飛▲6五桂で、ソフトの評価値+420で先手有利。
この手順は、先手は飛車を見捨てて▲4四歩と銀を取る手です。
以下、先手はと金を作って駒割りは飛香と銀桂で少し先手が駒損ですが、▲6五桂から▲5三桂不成や▲5三桂成となれば先手も攻めが続きそうです。
△6四角に飛車を見捨てて▲4四歩と銀を取る手はたまに見るのですが、この局面であったのは気が付きませんでした。
飛車を見捨てて銀を取るのが参考になった1局でした。