上図は、先後逆で横歩取り△8四飛からの進展で、先手が▲2二歩と打った局面。ソフトの評価値-243で互角。
▲2二歩にはどのように対応しても後手の形が崩れそうなので、いやな手ではあります。
本譜は以下、△2二同金▲2五桂で、ソフトの評価値-92で互角。

後手は△2二同金と辛抱しましたが、▲2五桂で先手の駒も活用できる展開です。
互角の展開ですが、△2二同金と形を崩して▲2五桂と跳ねさせたのは、少し後手が損したかもしれません。
△2二同金では△8八角成▲同銀△3三桂がありました。
△3三桂以下▲2一歩成△4五角で、ソフトの評価値-206で互角。

▲2一歩成とと金を作らせますが、△3三桂と跳ねることで▲2五桂を防いでいます。
△4五角が少し打ちにくい手で、後手の飛を攻める手です。
△4五角以下▲4六飛△2四飛▲7五歩△1六歩で、ソフトの評価値-181で互角。
▲4六飛と逃げたのは自然な手ですが、次の△2四飛が地味な1手です。
△2四飛は▲2五桂を防いだ手で△同飛と取れる形にしています。
2四に飛車がいないと、▲2五桂△同桂▲4五飛と浮いた角と取られます。
▲7五歩は飛車の横効きを広げた手で、以下△1六歩でいい勝負のようです。
▲1七桂を働かせない展開が参考になった1局でした。