歩の使える筋を探す


上図は、後手横歩取り△8四飛からの進展で後手が△8五飛と8四の飛車を浮いた局面。ソフトの評価値+571で先手有利。

対局中は、この局面は指しやすいとは思っていましたが、具体的にどのように良くするかが分かりませんでした。

本譜は▲2四歩△3四銀▲3五歩△8八角成▲同銀△7五飛▲7七桂△3五銀で、ソフトの評価値-305で後手有利。

この手順は一見後手の3四の銀が死んだかに見えたのですが、角交換から△7五飛~△3五銀で切り返されました。

最後の△3五銀には▲2五飛のような手もあるのですが、別の指し方がありそうです。

▲2四歩では▲3三角成がありました。

▲3三角成△同桂▲3四歩で、ソフトの評価値+571で先手有利。

角交換して▲3四歩がいい手で、△3四同銀なら▲2一飛成があるので後手は△3四同銀とはできません。

▲3四歩に△2五歩なら、▲3六飛△5四角▲3五飛△2四銀▲3三歩成△3五銀▲3二と△同玉▲3五銀△3六飛▲3七歩△3五飛▲2四銀で、ソフトの評価値+1377で先手優勢。

この手順は飛車を渡しますが、飛車と金桂の交換で少し先手が駒得して自陣が固いので、先手指せそうです。

▲3四歩に△4四角で、ソフトの評価値+613で先手有利。

▲3四歩に△4四角も気になります。

ここで▲3三歩成△2六角▲3二と△同銀は、角と金桂の2枚替えで先手駒得ですが、ソフトの評価値-31で互角。

この手順は次に△5九飛があるので、先手が忙しいです。

△4四角には▲3六飛で、△9九角成▲7七桂で、ソフトの評価値+831で先手優勢。

この手順は、後手の飛車が逃げたら▲3三歩成があるので先手優勢です。

△4四角▲3六飛△2五桂なら▲7七角で、ソフトの評価値+567で先手有利。

まだこれからの将棋ですが、先手の3四の歩の拠点が大きく先手が指せそうです。

歩を使える筋を探す▲3四歩が参考になった1局でした。