継ぎ歩の攻め方

上図は、角換り腰掛銀からの進展で後手が△4四銀と歩を取った局面。ソフトの評価値+123で互角。

駒の損得はありませんが、後手の守りの銀が4四に離れており、玉が2二と攻め手に近い形なので、何か手がありそうな感じです。

対局中は、うまい攻め筋が見つかりませんでした。

本譜は▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2九飛で、ソフトの評価値-56で互角。

この手順は2筋の歩を交換した自然な手ですが、評価値を見ると少し甘かったようです。

▲2九飛以下、△6五歩▲7七銀△7五歩で、ソフトの評価値-32で互角。

互角の進行ですが、後手も△7五歩と突いて将来△8五桂と跳ねていい勝負みたいです。

▲2四歩△同歩には▲2四同飛でなく▲1五歩があったようです。

▲1五歩以下△1五同歩▲2五歩で、ソフトの評価値+125で互角。

先手は2筋を突いた後に1筋も突き捨てて▲2五歩と継ぎ歩をします。

後手は玉頭なので取るしかありません。

▲2五歩以下△同歩▲4五歩△3三銀▲2五桂で、ソフトの評価値+290でで互角。

▲2五歩と継ぎ歩をした後に▲4五歩とするのが、少し見えにくい手です。

▲4五歩に△3三銀と逃げたら▲2五桂で△2四銀なら▲4四角でソフトの評価値+740で先手有利。

▲4四角に△1二玉と逃げると、1筋を突き捨てた効果で▲1三歩があります。

この手順は少しうまく行きすぎですが、▲4五歩には△3三銀と逃げずに△6五歩で攻め合いになるみたいです。

以下、▲4四歩△6六歩と銀を取り合って▲4三銀でソフトの評価値+120で互角。

後手も攻め合いにくるといい勝負みたいです。

継ぎ歩の攻め方が参考になった1局でした。