上図は、先後逆で▲5七銀と6六の銀が引いた局面。ソフトの評価値-129で互角。
▲5七銀は、どこかで4筋の歩を交換してから▲4六銀左と組み替える意味です。
後手の駒組みはほぼピークになったので、ここで△6三角と打ちました。ソフトの評価値-50で互角。
△6三角は、次に△3五歩▲同歩△1五歩▲同歩△1八歩から香車を取る手や、1筋を突き捨てずに△3六歩と桂馬を取る狙いです。
実戦は△6三角▲2六飛△3五歩▲4五歩でソフトの評価値-269と進んだのですが、▲2六飛では▲9七角△3五歩▲6四角△9二飛▲4五歩で、ソフトの評価値-46で互角のような受け方もあったようです。

先手は△6三角の利きを止めれば、▲9五歩△同歩▲9三歩のような筋があります。
△9三同桂なら▲7三角成で、△9三同飛なら▲8二角成で、このような展開になると後手が忙しくなります。
△6三角では△2二玉がありました。ソフトの評価値-129で互角。

△6三角と動くのが少し無理っぽいので、 △2二玉と入城して先手の手を見る指し方です。
△2二玉に先手もゆっくりした手を指すものあるのですが、▲4五歩とされるのが気になります。
▲4五歩△同歩▲同桂△4二銀▲5四歩△同銀▲6六角△4四歩▲同角△3三桂▲4六銀左△4三金右▲6六角△4四歩▲3三桂成△同銀で、ソフトの評価値-294で互角。
この手順は、▲4五同桂に△4二銀と引いて△4四歩を狙った手に、後手の玉のコビンを角を使って攻める展開で、▲6六角に△4四歩の中合いが、大駒は近づけて受けよの1手です。
△4四歩をせずに△3三桂なら、▲同桂成△同銀▲4四桂の両取りがあります。
▲4四角と近づけていると、△3三同銀が角取りになる意味です。
こういう手も参考にしたいです。
堂々と玉が入城する△2二玉が参考になった1局でした。