上図は、居飛車対振り飛車の進展で後手が△7四金と打った局面。ソフトの評価値+99974で先手勝勢。
ぱっと見で先手に金がないので、詰まないかと思っていましたがこの局面は後手玉に即詰みがありました。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=13415&action=edit
ぱっと見で▲7一角△同玉▲7二銀の筋がありますが、これは持ち駒が足りません。
本譜は、△7四金に後手玉の即詰みが見えず▲7五銀打で、ソフトの評価値+449で先手有利となりました。
詰ませるときに詰まさないと先が見えない展開になります
▲7五銀打では▲8三飛成がありました。
▲8三飛成△同玉▲9五桂△8二玉▲8三銀で、ソフトの評価値+99978で先手勝勢。

先手が詰ましにいくなら▲8三飛成しかないですが、△同玉に▲9五桂と打ちます。
この局面は、先手の持ち駒に金がないので詰ましにくいのですが、▲9五桂に難しいのは△8四玉か△8二玉のどちらかです。
△8四玉には、▲5七角△7五金打▲同角△同金▲同銀△7三玉▲8三金△6三玉▲7四角△5三玉▲6四銀打△4二玉▲4一金まで。
この手順は、一本道とはいえ盤上の駒の2四の角を▲5七角とするのは、うっかりしやすくて、詰まし方も並べ詰みではありますが難易度は高いです。
▲9五桂に△8二玉▲8三銀△7一玉▲7二歩成△同金▲同銀成△同玉▲8三角△6二玉▲6一金。

先手は▲8三銀~▲8三角としますが、△6二玉に▲6一金が打ちづらいです。
この手が見えると後手玉に詰み筋が見えてきますが、これ以外は詰みません。
▲6一金以下、△5二玉▲7四角成△6一玉▲6三香△5一玉▲6二香成△同玉▲6三銀成△5一玉▲5二金△同銀▲同成銀まで。
手順の▲6二香成に△4二玉は▲4一金まで。
両方の詰まし方は決して簡単ではありませんが、詰みがある局面では詰ませるようになりたいです。
持ち駒に金がない実戦詰将棋が参考になった1局でした。