上図は、居飛車対振り飛車の進展で後手が△7四同銀と銀を取った局面。ソフトの評価値+99976で先手勝勢。
この局面は、後手玉に即詰みがあったのですが、実戦では気が付きませんでした。
本譜は以下、▲7二金△同金▲同銀成△同玉▲7三歩△同桂▲同銀成△同玉▲4六角で、ソフトの評価値+1014で先手優勢。
この手順は、2四の角を▲4六角として王手飛車にしたのですが、飛車を取っても後手玉が3段目にきて詰ましにくくなっています。
▲7二金~▲7三歩まではいいとして、△7三同桂には▲6一角がありました。

▲6一角に逃げるのは分かりやすい詰みなので、△6一同玉としますが、そこで▲8一飛が打ちにくいです。
これで以下後手玉が詰みというのは、見えにくいです。

▲8二飛に△7二玉なら、▲7一金△6二玉▲6一金△5二玉▲5一金△4二玉▲4一金△5二玉▲5一飛成まで。
この手順は、下から金を打ってからの追い詰めですが、比較的少ない詰まし方です。
▲8一飛に△7一銀なら、▲5三桂△7二玉▲8二金△同銀▲6一飛成まで。
この手順は、▲8二金が詰将棋のような手で少し難しいですが、たまに出る手で、▲8二金に△6二玉も▲7一飛成以下詰み。
▲8一飛に△7一歩なら、▲5三桂△6二玉▲6一金△5二玉▲5一金△同玉▲7一飛成△5二玉▲6一龍△4二玉▲4一龍まで。
この手順は、▲6一金~▲5一金が送りの手筋でぴったりです。
なお、▲8一飛で▲5三桂と打ちたくなりますが、それは△7二玉で詰みません。
やはり将棋の終盤は難しいです。
飛車を離して打って詰みが参考になった1局でした。