上図は、先後逆で△4五桂に先手が7七の銀を▲6八銀と引いた局面。ソフトの評価値-434で後手有利。
対局中は、少し手が続かなくて苦しいかと思っていたのですが、この局面が後手有利は意外でした。
このあたりは、形勢判断がうまくできてなかったようです。
本譜は▲6八銀以下△5七香成▲同銀左△同桂成▲同銀△6九銀▲同玉△5七馬▲5九香で、ソフトの評価値+825で先手優勢。
この手順は、5七の地点に一直線に迫ったのですが、▲5九香と打たれると△3九馬には▲4四桂があるので先手優勢です。
△5七香成では△1八香成がありました。
△1八香成▲1六飛△3八歩で、ソフトの評価値-733で後手有利。

△1八香成は見えていたのですが、▲1六飛とされると飛車成と▲1八飛が受からないと思ってやめました。
ただし、△1八香成とすれば後手が指せており、最後の△3八歩が見えませんでした。
△3八歩に▲4九金なら△2八成香▲1一飛成△2一歩で、ソフトの評価値-768で後手有利。
この手順は、△2八成香とやや遅い手ですが、先手の▲1一飛成に△2一歩と受けた形が意外と固く後手指せそうです。
△3八歩に▲1一飛成なら△3九歩成▲4一銀△4二玉▲3二銀成△同玉で、ソフトの評価値-1273で後手優勢。
この手順は、後手玉も守りの金がいなくなって危ないのですが、一直線の流れになればやむを得ない感じです。
△1八香成に▲3六銀なら△2六飛▲2七歩△1六飛で、ソフトの評価値-370で互角。

▲3六銀には△2六飛~△1六飛と横に逃げて、▲3五銀には△8六飛です。
これも結構難しいのですが、これらより手の流れとして、後手は急いで指すのでなく、成香や飛車が働くような展開にしなければいけなかったようです。
ゆっくり指して駒を活用するのが参考になった1局でした。hhh