上図は、相居飛車からの進展で後手が8筋の歩を交換して△8二飛とした局面。ソフトの評価値±0で互角。
このような玉の薄い戦いでは、先に攻められたら受けきるのは大変と思い動いていきました。
本譜は▲4五桂△3三角▲同桂成△同角で、ソフトの評価値+166で互角。

▲4五桂と跳ねて次に▲3五歩や▲5五歩を含みにしましたが、後手はそれがうるさいと思ったのか後手から△3三桂と跳ねて桂馬の交換の形になりました。
お互いに桂馬を持ち駒にしましたが、ここから先手に手があるかという将棋です。
本譜は▲1五歩△同歩▲3五歩△同歩▲5五歩△3四桂でソフトの評価値-37で互角と進みましたが、▲5五歩では▲4五桂でソフトの評価値+139で互角。

このような将棋では、いったん動き出したら手を繋げていかないといけないので▲4五桂とします。
このようなやや単純な手があまり見えないですが、△2二角には3筋の歩を切った効果で▲3三歩と打てます。
▲4五桂以下△2二角▲3三歩△同銀▲同桂成△同金右▲3五銀△3四歩▲4六銀△1六歩で、ソフトの評価値-16で互角。
この手順は、▲3三歩から銀交換になったのですが、△3四歩に▲4六銀に△1六歩と催促されると先手も忙しい感じです。
先手が攻めにいって攻めが繋がれば成功ですが、後手にじっくり受けに回られて手が続かないのであれば失敗になります。
攻めが続かないのであれば、最初の▲4五桂はあまり良くなかったということで、▲2六飛とするか▲6八金右~▲7九玉で手待ちをする感じです。
仕掛けが無理なら手待ちが参考になった1局でした。