上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形で▲5二銀と打った局面。ソフトの評価値-2036で後手勝勢。
対局中は、▲5二銀は次に▲4一銀不成からの詰めろで、先手玉がまだ詰まないので後手が何か手を作らないといけないと思っていたのですが、考えがまとまらず、△3八成銀としました。
△3八成銀は良かったのですが、▲同玉に△2七金が悪く▲3九玉で失敗しました。
△2七金に▲3九玉で手がないなとは思っていましたが、時間が迫ったのもあり指した感じでした。
このあたりの手があまり見えていません。
△3八成銀▲同玉△5八龍がありました。ソフトの評価値-1683で後手優勢。

この手順は、△5八龍は直感で見えるのですが、▲4八金とはじかれたときに次の手が見えていないと指せません。
△5八龍では△6八龍とすれば▲4八金としても龍取りにはなりませんが、龍はできるだけ玉に近い方が威力を増します。
やはり終盤は、厳しく踏み込んで行った方がいいです。
△5八龍▲4八金△4七金で、ソフトの評価値-2230で後手勝勢。

△5八龍に▲4八金とすれば△4七金はセットみたいな手ですが、これでもまだ先手玉に詰みはありません。
しかしよく見ると、先手は持ち駒の金を使ったのと、後手の5八の龍が5三の馬取りになっています。
△4七金▲2七玉なら、△5二金▲5八金△3八銀▲2六玉△2七金まで。
この手順は、△5二金で後手玉が詰まず銀が入れば後手勝勢です。
△4七金に▲2八玉なら、△3八金打▲2七玉△5三龍▲3八金△4八歩▲同金△5二龍▲4七金△5八銀で、ソフトの評価値-2085で後手勝勢。
この手順は、先手も粘った形で再度終盤戦がきたような展開ですが、先手玉が薄いので後手が指せています。
評価値は後手勝勢になっていますが、少し後手が優勢という感じです。
終盤は踏み込まないとだめだと分かった1局でした。