上図は、角換わりから後手が右玉にした進展で、2筋の歩の交換に△6二金とした局面。ソフトの評価値+92で互角。
ここでの次の1手が分からず、3分くらい考えてあまりいい手ではないなと思いながらも▲6八玉としましたが、△3五歩と突かれて以後あまりいい展開にはなりませんでした。
▲6八玉は▲8八玉と入ると△6九角の筋が気になったのすが、▲6八玉は一時的に形が不自然なのであまりいい手ではないようです。
▲6八玉では2つの手がありました。
1つは▲8八玉で、ソフトの評価値+79で互角。

形よく指すなら▲8八玉でここで△6九角が気になりますが、▲4八金があります。
▲4八金に△3六角成なら▲3四飛で後手失敗です。
△6九角▲4八金△3五歩▲5八銀△7八角成▲同玉で、ソフトの評価値+101で互角。
この手順は、角と金の交換で先手が少し駒得ですが、守りの金との交換なのでいい勝負のようです。
もう1つは▲2三歩で、ソフトの評価値+176で互角。

▲2三歩と垂らすのは次に▲2二歩成としても△3三銀で少し無理なので、▲2六飛としてから▲2二歩成のイメージです。
▲2六飛では部分的な形では▲2八飛ですが、△2七歩▲同飛△3八角のような筋があります。
▲2三歩以下、△3三銀▲2六飛△4四歩▲8八玉で、ソフトの評価値+65で互角。
この後手は△3三銀とすれば▲2二歩成は受かりますが、今度は▲4五桂のような手を気にしないといけませんので△4四歩とします。
△4四歩には▲4五歩という手もありますが、▲8八玉としていい勝負のようです。
先手は、将来▲4五歩や▲5六歩で歩を持ち駒にすることができるのでまずまずのように思います。
右玉に2筋の歩の交換後の指し方が参考になった1局でした。