守りの金を攻める

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で先手居飛車穴熊からの進展で3八の飛車を▲6八飛とした局面。ソフトの評価値+542で先手有利。

この局面は、先手の4五の桂馬が捌けており次に▲6六飛とできると理想的です。

対局中は少し指しやすいとは思っていましたが、ここで強く△8五歩とされたらどうなるのかが気になっていました。

今見ると△8五歩には▲7七角△7六歩▲6六角と指すと思いますが、対局時はその手が全く見えておらず、△8五歩には▲7五角のつもりでした。

△8五歩▲7五角△同銀▲同歩△同角▲6一銀で、ソフトの評価値+1013で先手優勢。

先手は▲7五角と出て以下角と銀の交換から▲6一銀と割打ちの銀を打ちます。

ここまでは気持ちのいい手順ですが、先手の飛車が使えていません。

しかし、評価値が圧倒的に先手優勢なのが驚きで、これで攻め切れるのかが気になります。

▲6一銀以下△5一飛▲7二銀成△同玉▲5四金で、ソフトの評価値+1036で先手優勢。

最後の▲5四金が手厚い1手で、飛車が使えていないので攻めが続くか気になりますがこれでいいみたいです。

▲5四金△同金▲同歩△同飛▲5五歩△9四飛▲7四歩△同飛▲6四金で、ソフトの評価値+1597で先手優勢。

この手順は、玉の守りの金を交換して後手玉を薄くしてから▲7四歩と桂馬の頭を狙う手です。

以下▲6四金と張り付くと先手が指せているようです。

相変わらず先手の飛車は使えていませんが、7五の角がいなくなると▲6六飛と飛び出せるのが大きいです。

守りの金を攻めるのが参考になった1局でした。