うっかりしやすい詰み筋


上図は、後手横歩取り△4五角戦法からの進展で△5七桂成に▲4九玉と逃げた局面。ソフトの評価値+1349で先手優勢。

対局中は、5三に成香がいて後手玉の逃げ道を塞いでいるので少しいいかと思っていたのですが、即詰みがあるかどうかが分かっていませんでした。

本譜は△4一金と受けに回ったのですが、△2八角成ならどうだったかが気になっていました。

△2八角成▲4二銀△同金▲3一飛成△4一銀で、ソフトの評価値+99990で先手勝勢。

ソフトで999・・と出ると即詰みがあるのが多いのですが、この局面も詰みがあります。

次の1手がうっかりしやすい手です。

▲6二銀でソフトの評価値+99991で先手勝勢。

▲6二銀は知っていないと指せない手かもしれません。

▲6二銀のような手は後手玉の逃げ道封鎖のような筋ですが、△6二同金に▲4二成香△6一玉▲8三角△7二金▲5二金まで。

▲6二銀と打ってから▲4二成香がうまい手で、以下▲8三角と打つと後手玉の詰みが見えてきます。

▲6二銀から▲4二成香が見えたら分かりやすいですが、この局面で手順を積んで▲8三角というのが意外と難しいです。

このような詰み筋は考えるというより、覚えておいた方が早いかもしれません。

うっかりしやすい詰み筋が参考になった1局でした。