位を取られた歩の交換で受ける


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で後手が△4三角と打った局面。ソフトの評価値+74で互角。

△4三角は△2五角と歩を取る狙いで、1四の角から2五の角で歩を取るのを1筋を突き越して防いだつもりだったのですが、△4三角は気が付きませんでした。

△2五角から△2四飛として△4七角成が後手の狙いです。

対局中は、その受け方がよく分かりませんでした。

本譜は△4三角以下、▲2一角△3一銀▲7八金△2五角で、ソフトの評価値-194で互角。

▲2一角は、△2五角なら▲3二角成がありますが、△3一銀とされると次の手がありません。

以下▲7八金に△2五角と出られると先手が指しづらいです。

▲2一角では▲3六歩がありました。

▲3六歩△2五角▲3五歩△2四飛▲2六歩で、ソフトの評価値+192で互角。

▲3六歩と歩の交換をめざすのがよかったようです。

▲3五歩に△2五角から△2四飛と角の裏に飛車を回りこまれますが、そこで▲2六歩が少し気が付きにくいです。

▲2六歩は△4七角成を防いだ手ですが、▲2六歩以下△4三角で、ソフトの評価値+182で互角。

▲2六歩で局面をおさめてから、▲7八金とか▲9六歩という感じです。

なお▲3六歩に△同歩なら、▲同銀△4六飛▲4七金△4四飛▲6六角△3四飛▲4六金△6四飛▲7八金で、ソフトの評価値+187で互角。

この手順は、先手が1歩損になりますが、▲6六角から後手の飛車を抑え込み後手の3三の桂馬の頭を狙ってどうかという感じです。

▲3六歩は歩を交換して▲3六銀として2筋を受ける意味です。

位を取られた歩の交換で受けるのが参考になった1局でした。