上図は、角交換からの居飛車対振り飛車の対抗形で2筋の歩を交換したときに後手が△3三桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+392で先手有利。
2筋の歩を交換すると△3三桂から後手が2筋に歩を打って、△2一飛から2筋の歩を伸ばして逆用されるのが気になりましたが、先手も指す手が難しいので動きました。
本譜は▲2八飛△2五歩▲3七桂△2一飛▲2三歩△同飛▲4一角で、ソフトの評価値-275で互角。

この手順は、後手が2筋を逆襲しようとしたときに▲2三歩が手筋で△同飛に▲4一角というのはたまに出る筋ですが、この局面では互角のようです。
後手から2筋の逆襲が見えていますので、先手がそれまでに手を作れるかといった感じです。
▲2八飛では▲3七桂がありました。
▲3七桂△2三歩▲2九飛△2一飛▲6七角で、ソフトの評価値+433で先手有利。

この手順は、▲3七桂と跳ねることで▲2九飛と深く引ける展開です。
△2一飛に▲6七角が狙いの一手です。。
先手の狙いは▲3四角と1歩をもって、▲2四歩△同歩▲1五歩△同歩▲1二歩のような感じです。
なお別の手では▲2八飛で▲2一角もあったようです。
▲2一角△2三歩▲3二角成△2四歩▲4三馬△4一飛▲4二金△同飛▲同馬で、ソフトの評価値+513で先手有利。
この手順は、最初は飛車と金の交換で先手が少し駒損ですが、▲4二金から駒損を回復して先手が指せるようです。
また▲2八飛では▲2三歩もあったようです。
▲2三歩△2一歩▲3七桂△6四歩▲2五桂△同歩▲同飛で、ソフトの評価値+377で先手有利。
この手順は、△2一歩と少し重たい歩を打たせて桂馬を交換する指し方です。
こうやって見ると、最初の局面では先手に色々な手があるようです。
意外と手が広かった局面だと分かった1局でした。