上図は、相居飛車からの終盤戦で△4九角の王手に▲5七玉とした局面。ソフトの評価値-99987で後手勝勢。
△4九角に▲同玉なら、△6七角▲5八金△3八金以下詰みなので▲5七玉と逃げました。
先手玉は上部が広いですが、後手はたくさんの持ち駒があります。
本譜は▲5七玉以下、△5六銀▲同玉△6七角打▲6五玉△7六角成で、ソフトの評価値-1836で後手優勢。
この手順は、△5六銀から△6七角打は鋭いのですが、▲6五玉で先手玉は即詰みがなさそうで、こうなるとまた戦いが長くなります。
▲5七玉には△4八飛成がありました。
△4八飛成▲同玉△3九角でソフトの評価値-99993で後手勝勢。

玉は下段に落とす△4八飛成が分かりやすかったようです。
△4八飛成に▲5六玉なら、△6七角成▲同玉△4七龍以下詰み。
よって▲4八同玉ですが△3九角がいい手です。
△3九角に▲同玉なら△3八金の頭金まで。
△3九角▲3七玉△2八角成で、ソフトの評価値-99995で後手勝勢。

この手順は、▲3七玉に△2八角成がぴったりで、△2八角成に▲3六玉なら△2七角成まで。
△2八角成▲同玉△2七金▲3九玉△3八金まで。
やはり玉を寄せるときは、玉を下段に落とすのが分かりやすいようです。
△4八飛成から△3九角が見えるかどうかで、できれば一目でこの手が見えるようになりたいです。
玉を下段に落とすのが参考になった1局でした。