角のラインの受け方

上図は、後手が坂田流向い飛車から△5五角▲7七桂△4六角と歩を取った局面。ソフトの評価値+75で互角。

△4六角で飛車取りなので先手は受ける必要がありますが、角のラインが飛車に入るので受け方に神経を使います。

本譜は以下▲3七桂△4四金▲4八金△3三桂▲4七銀△6四角▲2九飛で、ソフトの評価値-30で互角。

この手順は、▲3七桂と跳ねて受けた形ですが、3七の桂馬の頭が狙われやすいので▲4七銀とします。

▲3七桂と跳ねたことで▲2九飛と角のラインを避けて受けるのですが、4八の金は固定された状態です。

後手が角を使って1歩得に対して先手が持ち角という展開ですが、先手の4七の銀と4八の金が動かしづらく、先手の駒組みがやや難しそうです。

▲3七桂では▲3七銀がありました。

▲3七銀△6四角▲6六歩△7四歩▲6五歩△7三角▲5八金右で、ソフトの評価値+61で互角。

この手順は、▲3七銀と受けた形で3七の銀は固定されますが、4九の金が使いやすいです。

▲5八金右と上がることで、後手の駒組みによって▲6七金右や▲4七金の両方を含みに指すことができそうです。

また別の狙いとして▲8五桂△8四角▲4六角のような手もありそうです。

このように比較するとやや▲3七銀の方が手が広そうで、それが▲3七銀の方が▲3七桂より評価値が少しですがいいように思えます。

角のラインの受け方が参考になった1局でした。