自陣角で後手玉を狙う

上図は、後手ゴキゲン中飛車からの進展で3五の銀が▲4六銀と引いた手に△3三歩と打った局面。ソフトの評価値+528で先手有利。

対局中は、少し先手が指しやすいと思っていたのですが、ここからの指し方がよく分かりませんでした。

本譜は、▲9五歩△6六歩で、ソフトの評価値+245で互角。

△3三歩に▲6五歩だと△6六桂がありますので、▲6五歩は指せないとして▲9五歩としましたが、△6六歩で少し先手もいやな形になりました。

▲9五歩と△6六歩の手の交換は、後手が得をした感じです。

先手は9筋を攻めても後手玉が広く、6六の歩の拠点が残っていると反動がきつそうです。

▲9五歩では▲3七角がありました。ソフトの評価値+463で先手有利。

▲3七角は間接的に後手玉をにらむ角打ちです。

角のラインに後手玉が入っている形なので、後手は神経を使います。

▲3七角に△7三桂なら、▲7五歩△6三銀▲5五桂△6四銀▲7四歩△8五桂▲4五銀直で。ソフトの評価値+951で先手優勢。

この手順は、△7三桂と角のラインを止めたのですが、▲7五歩と桂馬の頭を狙う手で△6三銀にも▲5五桂と攻めを増やして先手指せそうです。

▲3七角に△7三角なら、▲7五歩△同歩▲7四歩△6四角▲6五歩△6六桂▲6七玉△5八桂成▲同玉で、ソフトの評価値+1305で先手優勢。

この手順は、やはり▲7五歩と玉のコビンを攻める手が急所で、△6四角に手順に▲6五歩が味がよく、△6六桂から金と桂馬の交換になりますが先手陣が手厚いので先手指せそうです。

▲3七角は、後手の6四の地点に空間があることや、後手が歩切れなので受ける形が難しいみたいです。

自陣角で後手玉を狙うのが参考になった1局でした。