上図は、角換わりからの終盤戦で▲3三桂成と金を取った手に△5二玉と逃げた局面。ソフトの評価値+401で先手有利。
対局中は、ここで貴重な先手の手番ですが後手から△6七成桂の厳しい手があるので、先手も厳しい手を指さないとと思っていました。
本譜は△5二玉以下▲4三成桂△同玉▲6一角△5二桂で、ソフトの評価値-673で後手有利。
この手順は、▲4三成桂と捨てて▲6一角と打ったのですが、△5二桂が見えてなくて先手が悪くなりました。
終盤の悪い手は形勢に大きく響きます。
▲4三成桂では▲2四飛がありました。ソフトの評価値+305で先手有利。

▲2四飛は詰めろで一瞬見えたのですが、△6七成桂以下先手玉が詰まされてもおかしくないと思って指せませんでした。
ただし不思議と先手の5六の銀と8八の銀が働いて意外と大変なようです。
▲2四飛以下△6七成桂▲同銀△4七金で、ソフトの評価値+751で先手有利。

△6七成桂と捨てて△4七金とされると、先手玉は詰みだと思っていました。
後手の持ち駒に桂馬があるので清算して△5五桂の筋があります。
△4七金以下▲同金△同桂成△同玉△5五桂▲3八玉△4七銀▲2七玉△3六銀成▲同玉△3五金▲3七玉で、ソフトの評価値+3575で先手勝勢。
この手順は、△5五桂と打って寄せる手ですが、後手は1筋に2筋をおさえる駒が少ないため先手に即詰みはなかったです。
また先手の6七の銀と8八の銀の配置がよく、後手は飛車が成れないのが大きいです。
△4七金以下▲同金△6七桂成▲4九玉△5八銀▲3九玉△3八金▲同玉△4七銀成▲同玉△5五桂▲3七玉△5九角▲2八玉△7八飛成▲1七玉△1六金▲同玉△1五角成▲2七玉で、ソフトの評価値+1934で先手優勢。
この手順は、△6七桂成から迫る手で後手が飛車を成る形なので詰んでもおかしくないのですが1枚足らないようです。
このあたりは、別の手順で詰んでもおかしくありませんがよく分かりません。
詰み手順が分からないときは大駒の活用が参考になった1局でした。