少しうるさい攻めの受け方


上図は、先後逆で角換わりの進展から▲3五銀打とした局面。ソフトの評価値-298で互角。

駒割りは、角と銀の交換で後手が駒得なのと1歩得なので対局中は少し指しやすいと思っていました。

ただし、先手の攻めもうるさいのでどのように受けたらいいか迷いました。

本譜は、△3三金▲3四歩△2三金▲2四銀△同金▲同飛で、ソフトの評価値-163で互角。

この手順は、△3三金と引いて▲3四歩と打たせて金と銀を交換する展開ですが、駒割りは角と金の交換で歩の損得もないのでいい勝負のようです。

この受け方は、少し損をした可能性が高いです。

△3三金では△4三金がありました。

△4三金▲3四銀△同金▲3五金△3三歩で、ソフトの評価値-252で互角。

この手順は、金を交換してから▲3五金に△3三歩と受ける手です。

この△3三歩は少し指しにくい手ですが、これで意外と後手はしっかりしているようです。

△3三歩に▲2四金なら、△3六角▲3四金△同歩▲2二金△4三玉▲2一金△4七角成▲2三飛成△5二玉▲5八桂△6一玉で、ソフトの評価値-474で後手有利。

この手順は、先手が▲2二金と少し重たい手から飛車を成りこむ展開で、△4七角成が△6九金の詰めろです。

評価値は後手有利ですが、後手玉は少し薄いので神経は使います。

△3三歩に▲2四金に、△同金▲同飛△2三歩▲2八飛△9二角▲5八金△3九銀で、ソフトの評価値-568で後手有利。

この手順は、後手が穏やかな受け方ですが、△9二角が狙いの一手で△4七角成を受ける▲5八金に△4九銀がなかなかの手です。

△4九銀は△5八銀成や△3九角を狙っています。

△4九銀以下▲3九歩△5八銀成▲同玉△5四銀で、ソフトの評価値-543で後手有利。

▲3九歩は△3九角を消した手ですが、△5八銀成として後手が少し指しやすいようです。

少しうるさい攻めの受け方が参考になった1局でした。