低く歩を打って受ける


上図は、横歩取り青野流からの進展で後手が△8六歩と合わせて▲同歩△同飛とした局面。ソフトの評価値+1043で先手優勢。

駒割りは、飛車と金桂の交換の2枚替えなので先手がいいと思っていました。

ただ後手の△8六歩からの手がなかなかうるさい手です。

△8九飛成を受ける形なので、▲8七歩と打ったのですがこれはあまりよくなかったかもしれません。

本譜は▲8七歩△7六飛で、ソフトの評価値+937で先手優勢。

▲8七歩は先手を取って受ける普通の手ですが、△7六飛がいやな形です。

後手の狙いは△8八歩で、▲4四角成とすれば△8八歩に▲同馬で受かる形ですが▲4四角成に△7三桂が少し気が付きにくいです。

遊んでいる桂馬の活用ですが、次に△6五桂と跳ねる形なので先手玉にプレッシャーがかかります。

これでも先手が優勢ですが、▲8七歩では▲8八歩がありました。ソフトの評価値+995で先手優勢。

▲8八歩は飛車取りになりませんが、後手からの△8八歩を打てない形で受けます。

▲8八歩以下、△7六飛▲1一角成△8七歩▲4四馬△8八歩成▲同馬△2七歩成▲同歩△2六歩▲6六金で、ソフトの評価値+1187で先手優勢。

この手順は、△7六飛から△8七歩と8八の地点をこじあける指し方ですが、▲1一角成から▲4四馬で香車が取れて先手指せそうです。

また▲1一角成に△7三桂は▲3三馬△6五桂▲2三馬で、ソフトの評価値+1752で先手優勢。

この手順は△7三桂から△6五桂と桂馬の活用ですが、▲3三馬から▲2三馬と銀が取れて5六の地点に馬が利いているので先手優勢です。

低く歩を打って受けるのが参考になった1局でした。