上図は、横歩取り△4五角からの進展で、△3八歩と打った局面。ソフトの評価値+472で先手有利。
この局面の数手前に、先手の飛車が3四にあるときに△2八歩▲同銀△4五角と打つのがよくある手順ですが、単に△4五角と打って▲2四飛に△3八歩と打った展開です。
対局中は、△2八歩▲同銀とさせて△4五角と打つつもりがうっかり△2八歩と指すのを忘れて△4五角としたのかと思っていましたが、△3八歩は気が付きませんでした。
このあたりの進展は、読み筋か予定変更かは分かりません。
△3八歩には▲2一飛成と踏み込むか▲同銀のどちらかだと思いますが、▲2一飛成としました。
▲2一飛成△3九歩成▲同銀△6七角成で、ソフトの評価値+470で先手有利。

△3八歩に▲同銀とすると△2三歩が気になって▲2一飛成としましたが、以下△6七角成と激しい展開になります。
△6七角成以下▲同金△8八飛成▲3一龍△4一銀で、ソフトの評価値+174で互角。
この手順は、▲3一龍に△同金なら▲3三角△4二金▲8八角成で先手がいいですが、△4一銀とされると先手玉は△5八銀以下の詰めろになっているので、先手が忙しいです。
△4一銀までは考えていたのですが、先手は龍取りと詰めろがかかっているので大変です。
▲2一飛成では▲3八同銀がありました。
▲3八同銀△2三歩▲7七角で、ソフトの評価値+519で先手有利。

この手順は、横歩取り△4五角戦法によくでる先手の銀が2八にいるときに△2三歩に▲7七角と打つ手と同じ進展です。
▲7七角以下△8八飛成▲同角△2四歩▲1一角成で、ソフトの評価値+515で先手有利。
この手順は、銀と香車の交換で先手が少し駒損ですが、後手が歩切れで先手の馬が働いているので先手指せそうです。
横歩取り△4五角戦法の変化手順が参考になった1局でした。