金を捨てて銀と角で詰ます

上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形の終盤戦で▲3二銀と打った手に△4二玉と逃げた変化手順です。ソフトの評価値+99983で先手勝勢。 https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=15792&action=edit

△4二玉に複数の詰まし方があったようですが、そのうちの1つです。

▲3二銀に△4二玉に▲4一銀成という詰まし方もありました。ソフトの評価値+99982で先手勝勢。

▲4一銀成に△5二玉なら、 ▲5一金△6二玉▲9五角△7三金▲同角成△同玉▲8五桂△8三玉▲7二角△同玉▲7三金△8一玉▲7二銀△9二玉▲8三金まで。

この手順の▲9五角に△7一玉は▲7三香△8二玉▲7二香成△同玉▲7三銀以下詰み。

また、▲8五桂に△6四玉は▲7三角△5四玉▲5五角成△同玉▲5六銀△6四玉▲5五金まで。

よって、▲4一銀成に△3三玉と逃げますが、▲5一角△4二桂▲2五桂△同金▲2三金で、ソフトの評価値+99996で先手勝勢。

この手順は、▲2五桂と捨てて▲2三金とする手です。

▲2三金は△同歩とすることで、▲2二銀と打てる意味です。

▲2三金△同歩▲2二銀に△3二玉なら▲3一金まで。

▲2三金△同歩▲2二銀に△2四玉なら▲3三角まで。

詰み手順のみだと比較的分かりやすいですが、▲2五桂と▲2三金が見えるかがポイントになりそうです。

▲2五桂も▲2三金も後手玉を上部に逃がす形で、最後に▲3三角と打って詰みというのが盲点です。

金を捨てて銀と角で詰ますのが参考になった1局でした

遊んでいる金を働かせない

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲1二飛に△2二歩と受けた局面。ソフトの評価値+519で先手有利。

駒割りは桂馬と香車の交換で後手玉は少し薄いのですが、先手の2七の銀の働きも悪いのでいい勝負かと思っていたのですが、先手有利だったのは気が付きませんでした。

本譜は▲4三歩成△同金▲2二飛成△5四歩で、ソフトの評価値-55で互角。

この手順は、▲4三歩成から▲2二飛成で飛車を活用したのですが、後手の3二の金が△4三金と活用できて△5四歩で先手の角道を止めると、金の働きが良くなって互角になったようです。

この手の交換は、だいぶ先手が損をした感じです。

▲4三歩成では▲2三歩がありました。ソフトの評価値+370で先手有利。

▲2三歩は、先手が歩切れになるのとこの瞬間が少し甘いので指しづらいですが、後手の3二の金を働かせないということみたいです。

▲2二歩成から▲3二とが間に合うかどうかです。

▲2三歩に△4六歩なら、▲6四桂△8二玉▲5二桂成△同金▲5六金△4七歩成▲2二歩成で、ソフトの評価値+530で先手有利。

この手順は、△4六歩には▲6四桂があり以下銀と桂馬の交換で▲2二歩成が間に合えば先手指せそうです。

▲2三歩に△7四歩なら、▲2二歩成△7五歩▲3二と△7七桂▲同銀△6七香▲6八桂で、ソフトの評価値+335で先手有利。

この手順は、△7四歩から催促して先手にプレッシャーをかける手で、△7七桂から△6七香とスピードを上げた手に▲6八桂と受けてまだ大変な局面ですが、▲3二とと金を取れた形です。

遊んでいる金を働かせないようにするのが参考になった1局でした。

自陣角で後手玉を狙う

上図は、後手ゴキゲン中飛車からの進展で3五の銀が▲4六銀と引いた手に△3三歩と打った局面。ソフトの評価値+528で先手有利。

対局中は、少し先手が指しやすいと思っていたのですが、ここからの指し方がよく分かりませんでした。

本譜は、▲9五歩△6六歩で、ソフトの評価値+245で互角。

△3三歩に▲6五歩だと△6六桂がありますので、▲6五歩は指せないとして▲9五歩としましたが、△6六歩で少し先手もいやな形になりました。

▲9五歩と△6六歩の手の交換は、後手が得をした感じです。

先手は9筋を攻めても後手玉が広く、6六の歩の拠点が残っていると反動がきつそうです。

▲9五歩では▲3七角がありました。ソフトの評価値+463で先手有利。

▲3七角は間接的に後手玉をにらむ角打ちです。

角のラインに後手玉が入っている形なので、後手は神経を使います。

▲3七角に△7三桂なら、▲7五歩△6三銀▲5五桂△6四銀▲7四歩△8五桂▲4五銀直で。ソフトの評価値+951で先手優勢。

この手順は、△7三桂と角のラインを止めたのですが、▲7五歩と桂馬の頭を狙う手で△6三銀にも▲5五桂と攻めを増やして先手指せそうです。

▲3七角に△7三角なら、▲7五歩△同歩▲7四歩△6四角▲6五歩△6六桂▲6七玉△5八桂成▲同玉で、ソフトの評価値+1305で先手優勢。

この手順は、やはり▲7五歩と玉のコビンを攻める手が急所で、△6四角に手順に▲6五歩が味がよく、△6六桂から金と桂馬の交換になりますが先手陣が手厚いので先手指せそうです。

▲3七角は、後手の6四の地点に空間があることや、後手が歩切れなので受ける形が難しいみたいです。

自陣角で後手玉を狙うのが参考になった1局でした。

一間龍の形から詰ます

上図は、相居飛車からの終盤戦で▲6九桂と打った局面。ソフトの評価値-99986で後手勝勢。

▲6九桂は▲7七金の詰めろなので、後手は詰めろを受けるか先手玉を詰ますかという感じです。

本譜は△5八龍▲5七銀△6九龍で、ソフトの評価値-2312で後手勝勢。

この手順は、受けに回って△6九龍で詰めろを受けた手ですが、以下▲6八金で少しいやな形になりました。

△5八龍では△6六馬がありました。ソフトの評価値-99987で後手勝勢。

△6六馬と捨てるのがいい手です。

△6六馬に▲4五玉なら、△4七龍▲4六銀△3六銀▲3五玉△2五金まで。

よって△6六馬に▲同玉ですがそこで△6七角成で、ソフトの評価値-99989で後手勝勢。

△6七角成と玉を下段にさせる手が決め手です。

△6七角成に▲5五玉なら△4五金▲6五玉△5六銀まで。

よって△6七角成に▲同玉ですが、△4七龍▲5七歩△5六金▲7八玉△7九金▲6八玉△6七銀▲5九玉△5八龍まで。

短い時間の終盤戦で角を2枚捨てるのは勇気がいりますが、△4七龍の王手で一間龍の形にするのが急所です。

ただ終盤で難しいのは、詰むか詰まないか分からないけど詰ましにいくのは危ないので、詰みが見えなければ受けに回るのは仕方ないです。

詰ましにいくのは、しっかり読んで詰みを確認してから詰ましにいくのが本来の姿のようです。

一間龍の形から詰ますのが参考になった1局でした。

ゴキゲン中飛車に▲4五桂

上図は、後手ゴキゲン中飛車に対して先手が▲3七銀の超速の展開で、△6三銀とした局面。ソフトの評価値+234で互角。

対局中は、先手が9筋の位を取って後手がまだ△7四歩と突いていない形なので、この瞬間に仕掛けるのがいいと思っていました。

本譜は▲4五銀△7四歩▲3四銀△4二角▲4六歩△6五歩▲7七銀△7三桂▲4七金で、ソフトの評価値+184で互角。

この手順は、▲4五銀に△7四歩とするのが形で▲3四銀に△4二角とします。

先手の1歩得でだいぶ先手がいいかというとそんなことは全くなく、後手は△6五歩から位を取って△7三桂と厚く構えるのが手厚いです。

先手も▲4七金と手厚く構えますが、後手はいつでも玉頭戦にする手がありそうです。

先手が戦いを起こすなら▲2四歩△同歩▲2三歩で、次に▲2二歩成△同金▲4三銀成の狙いでどうかという感じです。

この指し方もあったようですが、先手は角が使いづらいのが気になります。

この進展は、やや先手が面白くなかったかもしれません。

▲4五銀では▲4五桂がありました。ソフトの評価値+179で互角。

ちょっとうっかりしていたのが、▲4五桂に△2二角とされると先手がゆっくりした手だと△5四銀から△4五銀右で先手が桂損で失敗するので、先手に手がないとばかり思っていました。

▲4五桂△2二角▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛△3三桂▲5五銀左で、ソフトの評価値+985で先手優勢。

この手順は、▲4五桂に△2二角と引いて2筋を交換してから▲3四飛が狙いの一手です。

▲3四飛に△3三桂と受けたらそこで▲5五銀左が厳しいです。

この▲5五銀左がうっかりしやすい手で、△同銀なら▲同銀△4五桂▲3二飛成が狙いです。

3二の金をぼろっと取られる展開は、さすがに後手がまずいのでどこかで手を変えることになりますが、▲3四飛にはこのような狙いがあります。

この戦型にするならいつでも▲3四飛の筋は意識して指すべきでした。

ゴキゲン中飛車に▲4五桂が参考になった1局でした。

△8三銀と辛抱する

上図は、先後逆で角換わりからの進展で▲6六桂と打った局面。ソフトの評価値-576で後手有利。

この局面は、飛車と金の交換で後手が駒得しており指せていると思っていましたが、▲6六桂の次の一手がよく分かりませんでした。

直感では△8三銀だったのですが、▲7一角でどうかと思ってやめたのですが、本譜の進行はよくなかったです。

本譜は▲6六桂△2六角▲5八金△5五桂▲5六銀で、ソフトの評価値+9で互角。

この手順は、△2六角はそんなにおかしくなかったのですが、次の△5五桂が急ぎすぎで▲5六銀と催促されて後手が忙しくなりました。

△5五桂はいい手ではないなと思って指していましたが、外の手が見えなかったです。

△2六角では△8三銀がありました。ソフトの評価値-430で後手有利。

△8三銀は第一感だったのですが、▲7一角の受け方が分かっていませんでした。

▲7一角もやや無理筋だと思っていましたが、受け損なうと形勢が悪くなります。

△8三銀以下▲7一角△7二飛▲8二金△7一飛▲同金△2九飛▲7九飛△2六角で、ソフトの評価値-1187で後手優勢。

この手順は▲8二金と打たせて飛車と角の交換ですが、7一の金が遊んでいるので後手が少しよさそうです。

ただし次に▲8二飛のような手もあるので、ここで後手がどうするかが大事です。

△7一飛と飛車を下ろして△5九角を狙います。

▲7九飛と合わせて受けたらそこで△2六角が指しにくい手です。

△2六角に▲5八金なら△4九角で、ソフトの評価値-1864で後手優勢。

この手順は、△4九角と先手の守りの金を狙っていつでも△5八角成とする手や△5五桂を含みにしたてです。

△2六角に▲4九金なら△3七飛成▲3八金△4八龍▲同金△同角成で、ソフトの評価値-1187で後手優勢。

この手順は、飛車を渡しますが後手玉は広く、後手は着実に駒得して先手玉に迫れそうなので後手が指せそうです。

△8三銀と辛抱するのが参考になった1局でした。

▲8六歩と突いて銀を活用する

上図は、角換わりからの進展で△9四角と打った局面。ソフトの評価値+513で先手有利。

対局中は、△7六角とすると角が先手の玉のラインに入いるのと、7七の桂馬の頭が狙われやすいので結構大変かと思っていましたが、この局面が先手有利なのは驚きました。

ここでは色々な手があったようです。

攻めるなら▲1四歩△同歩▲3五歩で、ソフトの評価値+476で先手有利。

▲3五歩に△同歩なら、▲1二歩△同香▲4五角△1三香▲1二角成△3一金▲4五桂で、ソフトの評価値+1629で先手優勢。

この手順は、1筋を突き捨てて▲1二歩から▲4五角が厳しく以下▲4五桂と進めば、後手の9四の角の働きが悪く先手優勢です。

よって▲3五歩に△7六角ですが、▲3四歩△同銀▲1二歩△同香▲1三歩で、ソフトの評価値+1004で先手優勢。

この手順の最後の▲1三歩に△同香なら▲1二角で、△同桂なら▲2一角で先手優勢です。

また最初の局面で受けの手なら、▲8六歩がありました。ソフトの評価値+507で先手有利。

▲8六歩はぱっと見で意味が分かりにくいのですが、△8六同飛なら▲8五歩と蓋をする意味です。

△8六同飛▲8五歩△7六飛▲8二角△9三香▲9一角成△7一飛▲8二馬で、ソフトの評価値+590で先手有利。

この手順は、▲8二角から▲9一角成と馬を作って後手の飛車を角をおさえこんで先手指せそうです。

▲8六歩に△7六角なら、▲8七銀△9四角▲7六歩で、ソフトの評価値+550で先手有利。

この手順は、△7六角とさせて▲8七銀から▲7六歩と受ける形ですが、元々先手1歩得だったのが歩の数が互角になった展開です。

後手の9四の角が使いづらく、▲8七銀と活用できて▲9六歩から角を攻める狙いがあり、また2筋をおさえている先手が指せそうです。

▲8六歩と突いて銀を活用するのが参考になった1局でした。

▲2三角と打って詰ます

上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形の終盤戦で▲3二銀と打った手に△4二玉と逃げた変化手順です。ソフトの評価値+99983で先手勝勢。 https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=15792&action=edit

△4二玉が意外とのらりくらりとした逃げ方で、少し寄せの形が見えにくいですが、複数の詰み手順があるみたいです。

今回はその1つの詰み手順です。

△4二玉▲4一桂成で、ソフトの評価値+99982で先手勝勢。

▲4一桂成が指しにくい手です。

▲4一桂成に△5二玉なら、▲5一金△6二玉▲9五角△7三金▲同角成△同玉▲8五桂△8三玉▲7二角△同玉▲7三金△8一玉▲7二銀△9二玉▲8三金まで。

この手順の▲9五角に△7一玉は▲7三香△8二玉▲7二香成△同玉▲7三銀以下詰み。

また、▲8五桂に△6四玉は▲7三角△5四玉▲5五角成△同玉▲5六銀△6四玉▲5五金まで。

よって、▲4一桂成に△3二玉と逃げますがそこで▲2三角で、ソフトの評価値+99993で先手勝勢。

▲2三角で以下後手玉が詰んでいるというのが、ぱっと見よく分かりにくいです。

▲2三角に△同歩なら、▲3一金△3三玉▲2二角まで。

この手順は、△2三同歩とさせることで2二の地点があくので、▲2二角で詰みです。

▲2三角に△同金なら、▲3一金△3三玉▲1五角△2四金▲2五桂まで。

この手順は、△2三同金とさせることで▲1五角と王手で打てるのが大きく、以下▲2五桂でぴったりです。

最初に戻って、▲4一桂成△3二玉に▲3一金は△3三玉で詰まないのですが、▲2三角と打って後手の形を少し変えてから▲3一金と打つと以下詰みというのが面白いところです。

▲2三角と打って詰ますのが参考になった1局でした。

角のラインの受け方

上図は、後手が坂田流向い飛車から△5五角▲7七桂△4六角と歩を取った局面。ソフトの評価値+75で互角。

△4六角で飛車取りなので先手は受ける必要がありますが、角のラインが飛車に入るので受け方に神経を使います。

本譜は以下▲3七桂△4四金▲4八金△3三桂▲4七銀△6四角▲2九飛で、ソフトの評価値-30で互角。

この手順は、▲3七桂と跳ねて受けた形ですが、3七の桂馬の頭が狙われやすいので▲4七銀とします。

▲3七桂と跳ねたことで▲2九飛と角のラインを避けて受けるのですが、4八の金は固定された状態です。

後手が角を使って1歩得に対して先手が持ち角という展開ですが、先手の4七の銀と4八の金が動かしづらく、先手の駒組みがやや難しそうです。

▲3七桂では▲3七銀がありました。

▲3七銀△6四角▲6六歩△7四歩▲6五歩△7三角▲5八金右で、ソフトの評価値+61で互角。

この手順は、▲3七銀と受けた形で3七の銀は固定されますが、4九の金が使いやすいです。

▲5八金右と上がることで、後手の駒組みによって▲6七金右や▲4七金の両方を含みに指すことができそうです。

また別の狙いとして▲8五桂△8四角▲4六角のような手もありそうです。

このように比較するとやや▲3七銀の方が手が広そうで、それが▲3七銀の方が▲3七桂より評価値が少しですがいいように思えます。

角のラインの受け方が参考になった1局でした。

玉を下段に落とす

上図は、相居飛車からの終盤戦で△4九角の王手に▲5七玉とした局面。ソフトの評価値-99987で後手勝勢。

△4九角に▲同玉なら、△6七角▲5八金△3八金以下詰みなので▲5七玉と逃げました。

先手玉は上部が広いですが、後手はたくさんの持ち駒があります。

本譜は▲5七玉以下、△5六銀▲同玉△6七角打▲6五玉△7六角成で、ソフトの評価値-1836で後手優勢。

この手順は、△5六銀から△6七角打は鋭いのですが、▲6五玉で先手玉は即詰みがなさそうで、こうなるとまた戦いが長くなります。

▲5七玉には△4八飛成がありました。

△4八飛成▲同玉△3九角でソフトの評価値-99993で後手勝勢。

玉は下段に落とす△4八飛成が分かりやすかったようです。

△4八飛成に▲5六玉なら、△6七角成▲同玉△4七龍以下詰み。

よって▲4八同玉ですが△3九角がいい手です。

△3九角に▲同玉なら△3八金の頭金まで。

△3九角▲3七玉△2八角成で、ソフトの評価値-99995で後手勝勢。

この手順は、▲3七玉に△2八角成がぴったりで、△2八角成に▲3六玉なら△2七角成まで。

△2八角成▲同玉△2七金▲3九玉△3八金まで。

やはり玉を寄せるときは、玉を下段に落とすのが分かりやすいようです。

△4八飛成から△3九角が見えるかどうかで、できれば一目でこの手が見えるようになりたいです。

玉を下段に落とすのが参考になった1局でした。