受け過ぎないようにする▲4五銀

上図は、先手の矢倉模様に後手が急戦形から仕掛けた展開で、▲5四歩と垂らした手に△5二歩と受けた局面。ソフトの評価値-45で互角。

対局中は、次に後手から△7六歩や△6六銀などの手があるので、受けに回った方がいいと思い▲6七銀と打ちました。

▲6七銀でソフトの評価値-282で互角。

受ける形として手堅く指したつもりだったのですが、評価値はあまりいい手ではなかったようです。

7七の銀がと6七の銀が2枚横に並ぶのはいい形だと思っていたのですが、受け過ぎたようです。

評価値が下がったのは、先手からの攻め味が無くなってしまったのが大きいと思います。

後手も攻め続けるのはまだ大変ですが、攻めに専念できるのは大きいように思います。

▲6七銀では▲4五銀がありました。ソフトの評価値-11で互角。

▲4五銀は次に▲3四銀からの攻め合いを見た手です。

▲3四銀から▲2三銀成が理想ですが、そうなると後手は玉が薄いのでそれは避けなければなりません。

▲4五銀△6六銀▲3四銀△7七銀成▲同桂△1二銀で、ソフトの評価値+8で互角。

この手順は、後手の△6六銀に先手が▲3四銀から攻め合いにいった手です。

最後の△1二銀が少し指しづらいのですが、▲2三銀成を受けた手で意外と粘りのある手です。

先手は7七の桂馬の頭が歩で狙われやすい形ですが、▲6五桂と跳ねれば▲5三歩成がありますので、後手も受ける形になりいい勝負のようです。

▲4五銀というのはやや狙いが単純ですが、後手も▲3四銀を受けづらい形なので攻め合いに進みやすいみたいです。

受け過ぎないようにする▲4五銀が参考になった1局でした。