角換わり腰掛銀の仕掛け

上図は、角換わり腰掛銀からの進展で△6五歩と突いた局面。ソフトの評価値-19で互角。

先手は▲2八飛▲4七金型に対して後手が先に仕掛けた局面です。

実戦では少し受け重視の指し方をしました。

本譜は、▲6八飛△6六歩▲同飛△6五歩▲6八飛△3一玉▲8八玉△2二玉▲6四歩△8六歩▲同歩△5九角で、ソフトの評価値+55で互角。

この手順の▲6八飛はあまり見ない手ですが、似たような局面で後手の方から△4二飛とされたことがあったので試してみました。

▲6四歩は後手から△6四角と打つのを防いだ手で、後手の金と銀をくぎ付けにする意味はありますが、6筋に歩を打てなくなるので効果は不明です。

以下8筋を突き捨てて△5九角と打たれましたが、▲6九飛△7七角成▲同金△7五歩▲同歩△5八銀で、ソフトの評価値-150で互角。

この手順は、後手は角と銀の交換で少し駒損ですが、先手玉が薄く後手玉が固いのでいい勝負のようです。

やはりこのような局面は後手は少し駒損でも攻めに出た方がいいみたいで、先手が攻める展開になってないので、当面受けに辛抱する展開です。

受けの展開がいやなら▲6八飛では▲4五歩がありました。ソフトの評価値+15で互角。

▲4五歩は後手の△6五歩に手抜いての攻め合いの手です。

おたがいの玉の位置の違いがどの程度影響するかですが、先手玉は▲7九玉と深い位置に対して後手は△4二玉と少し4筋に近い位置にいます。

ただし後手はバランスがいいのに対して、先手は▲4七金とやや上ずっています。

▲4五歩以下△6六歩▲同銀△8六歩▲同歩△4五歩▲5五銀左で、ソフトの評価値+2で互角。

この手順は、先手の守りの銀が▲5五銀左と出て攻める手で、△4二玉が先手の攻めに近い位置なので、実戦的にはまだ難しいですが、先手の主張が通っている感じです。

角換わり腰掛銀の仕掛けが参考になった1局でした。