飛車を打って合い駒を使わせる


上図は、先後逆で横歩取り青野流からの進展で△5六角の王手に▲7八歩と打った局面。ソフトの評価値-2969で後手勝勢。

駒割りは後手の金得で、ここで手番を握っているので後手がいいのですが、ここから手厚く指したつもりがあまりよくなかったです。

本譜は△6七銀▲5三歩成△同玉▲5五飛△5四歩▲5六飛△同桂▲8六角で、ソフトの評価値-2340で後手勝勢。

この手順は、△6七銀と打って△7八銀不成からの詰めろで手厚いかと思っていたのですが、▲5三歩成から▲5六飛で角を抜かれて▲8六角と王手をされると、まだ将棋が長引きそうです。

△6七銀では△6九飛がありました。

△6九飛▲7九銀△6七桂で、ソフトの評価値-2747で後手勝勢。

この手順は、△6九飛として▲7九銀と先手の銀を1枚使わせる手です。

後手の△6九飛に先手の持ち駒に金があれば▲7九金とはじく手が気になりますが、金はありません。

▲7九銀に△6七桂が△7九桂成▲同角△7八角成▲同玉△6七金からの詰めろです。

よって△6七桂に▲8八銀打で受ける形になりますが、それでも詰んでいるようです。

△6七桂▲8八銀打△7九桂成▲同銀△7八角成▲同玉△6七銀▲8八玉△7九飛成▲同角△7七銀▲9八玉△8九銀▲同玉△7八銀直不成▲9八玉△8七銀成▲同玉△7六銀不成▲9八玉△8七金▲8九玉△8八歩▲同角△同金▲同玉△7七金▲7九玉△5七角▲8九玉△8八歩▲9八玉△8七銀成まで。

この手順は、角を捨ててから飛車も捨てる手で長手数の上少し難しいのでここまでして詰ます必要はないとは思いますが、これで詰みのようです。

実戦的には即詰みでなく詰めろをかける展開で後手勝勢です。

飛車を打って合い駒を使わせるのが参考になった1局でした。