攻め合いの△3七歩

上図は、先後逆で角換わりからの進展で▲3四金と打った局面。ソフトの評価値-62で互角。

駒割りは飛車と金の交換で後手がやや駒得ですが、先手は低い形での張り付いた攻めになっており、後手はどのように対応するか難しいです。

本譜は▲3四金△2三銀▲同金△同金▲4三成桂△3二歩▲7一角で、ソフトの評価値+490で先手有利。

この手順は、△2三銀と打って受けたのですが、平凡に▲同金から▲4三成桂をうっかりしており、以下▲7一角と打たれると▲5三角成が手厚くなり後手が悪いようです。

△2三銀では△3七歩がありました。ソフトの評価値+86で互角。

この形では△3七歩というのが1つの狙いですが、このタイミングでありました。

△3七歩に▲同銀なら、△4七角▲7九金△2九飛▲4八金△5九銀▲7八玉△4八銀不成▲同銀△6九金で、ソフトの評価値+94で互角。

この手順は、▲3七同銀とすることで△4七角と詰めろをかけることができて、以下▲7九金に△2九飛と攻め合いにする展開です。

△3七歩に▲2四金なら、△3八歩成▲2三銀△4九と▲3二銀成△同飛▲2三金打△4八飛以下詰み。

この形がぱっと見で詰みとは分かりにくいのですが、先手の合い駒の関係で詰んでいるようです。

詰み手順は別の機会に書きたいと思います。

実戦は途中で△3七歩と打とうと思ったのですが、3二に歩がいるため二歩で打てなくなりました。

このあたりも評価値が下がった理由のようです。

攻め合いの△3七歩が参考になった1局でした。