後手守備型への角換り腰掛銀の仕掛け

上図は、角換わりからの進展で▲4五歩と仕掛けた局面。ソフトの評価値+107で互角。

先手の2七の飛車は少し変わった位置にいますが、どのタイミングで▲4五歩と仕掛けようかというので、飛車で手待ちを繰り返してこの位置になりました。

このタイミングで▲4五歩と仕掛けたのは、後手が4二の金の形なので△同歩なら▲同桂△4四銀▲4六歩で、後手の3三の銀は4二に金がいるので引けないという意味です。

その後先手は、▲2四歩から歩を交換して1歩を持ってどうかというイメージしていました。

本譜は▲4五歩に△4三金直で、ソフトの評価値+185で互角。

後手は△4五歩と取らずに△4三金直として手待ちです。

後手は徹底抗戦の受けの形で、先手としてもいやな手です。

後手は7三の歩の形でなく7四の歩の形であれば▲4一角のような手もありそうですが、7三の歩の形だと角を打っても取られそうです。

本譜は、▲2九飛△4五歩▲同銀△同銀▲同桂△4四銀▲4六歩で、ソフトの評価値+101で互角。

この手順は、▲2九飛と手待ちをした手に△4五歩と取ってきました。

この手に▲同桂なら△4二銀と引いて次に△4四歩と桂馬を取る狙いがあり、これが△4三金直とした手の効果です。

よって先手は▲4五同銀として以下銀交換から▲4六歩と桂馬を守ってどうかという将棋です。

最後の局面は、似たような局面がたくさんありそうですが、手の流れとしてはおかしくはなかったようです。

ここからの先手は、2筋の歩を交換して、▲4一角や▲6一角や▲1五歩を含みに指す感じです。

後手は8筋の歩を突き捨てて、▲同銀なら△5五角、▲同歩なら△8五歩▲同歩△9三桂のような狙いになりそうです。

また△4七歩に▲3八金のような展開もありそうです。

後手守備型への角換わり腰掛銀の仕掛けが参考になった1局でした。