上図は、先後逆で角換わりからの進展の変化手順で、△4八飛と王手で飛車を打った局面。ソフトの評価値-99972で後手勝勢。
ソフトで999・・と出ると詰みがあるということですが、△4八飛で先手玉が詰んでいるということです。
△4八飛は以前の投稿の後半の続きです。https://shogiamateur.com/?p=18527&preview=true
この形は、ぱっと見で後手に桂馬があれば多分詰みだと考えるのですが、桂馬がないと詰むかどうかは何とも言えないのかと思っていました。
△4八飛には▲7九玉か▲5八角ですが、今回は▲7九玉で▲5八角は別の機会に書きます。
△4八飛▲7九玉△6九金▲同玉△5九とで、ソフトの評価値-99976で後手勝勢。

この手順は、▲7九玉に△6九金がたまに出る手で、▲8八玉なら△7九銀以下並べ詰みなので▲同玉とします。
そこで△5九とが少し指しにくい手で、後手の持ち駒に金がないので少し難しいです。
△5九とに▲同玉なら、△5八銀▲6八玉△6七銀成▲同玉△4九角▲5六玉△5五銀まで。
手順の△5八銀に▲4八玉なら、△4七銀打▲3七玉△2五桂▲2八玉△3七桂成▲同玉△3六飛▲2七玉△4九角▲1八玉△2七銀▲2九玉△3八角成まで。
この手順は、△2五桂がいい手で3二の飛車が活用できて詰みです。
よって、△5九とには▲7九玉と逃げます。
△5九と▲7九玉△7八飛成▲同玉△6九銀▲8八玉△7九角で、ソフトの評価値-99982で後手勝勢。

この手順は、飛車を切って△6九銀としても▲8八玉で残っているようでも△7九角がありました。
ぱっと見で△7九角でも詰んでいないように見えます。
△7九角▲9八玉△9七角成▲同玉△9六銀▲同玉△9五歩▲8六玉△8五銀▲9七玉△9六歩▲8八玉△7八金▲9八玉△9七歩成▲同桂△同香成▲同玉△9二飛まで。
この手順は△9七角成から△9六銀と迫る手で、△7八金から△9七歩成で駒が1枚足らないと思いがちですが、3二の飛車が最後に△9二飛として詰みです。
△9二飛は盤面全体を意識していないと気が付きません。
なお、△9六銀に▲9八玉は△8七銀成▲同玉△7八銀▲8六玉△8七金▲9六玉△9五歩まで。
色々と変化はありますが、これらの手順は難しくて実戦では指せないです。
最後の一手が見えにくい詰み手順が参考になった1局でした。