上図は、角換わりからの進展で▲8一龍と桂馬を取った手に3三の銀を△2二銀と引いた局面。ソフトの評価値+899で先手優勢。
対局中は先手が少し指せていると思っていましたが、歩切れなので細かい攻めがまだできません。
△2二銀の受けが見えてなくて、次に△3一銀▲同龍△2二角のような手があります。
本譜は▲3二金△同飛▲2二角成△同飛▲3一銀で、ソフトの評価値+688で先手有利。

この手順は、重たい4三の金と銀を交換して▲2二角成から▲3一銀と攻めた手で少し攻めが軽いかと思っていました。
やはり大駒の角を渡すと先手は攻めが少し細く見えます。
評価値は少し下がっていたので、別の指し方があったようです。
▲3二金では▲4二角成がありました。ソフトの評価値+ 794で先手有利。

ふわっと▲4二角成とする手が終盤では少し見えづらいです。
▲4二角成の狙いは、▲3二金△同銀▲2四馬です。
▲4二角成に△4三銀なら、▲同馬△3一桂▲5四馬で、ソフトの評価値+1010で先手優勢。
この手順は、▲4三同馬とする手がいい手で、▲4三同金と遊び駒を活用したくなりますが、△4二飛▲同金△3三角が気になります。
△3一桂にあわてず▲5四馬と引いて、後手からの△3三角や△4四角の筋に備えます。
▲4二角成に△同飛なら▲同金左△4三銀▲同金△5四角▲9一龍△4三角▲4四銀で、ソフトの評価値+1032で先手優勢。
この手順は、後手が飛車と角を交換してから△5四角と龍と金の両取りに打った時に▲9一龍と香車を取るのがが少し見えにくい手です。
以下、△4三角と金を取らせて▲4四銀と△3三角の筋を消しながら攻めの拠点を作って、先手指せそうです。
先手は香車が入れば▲2七香が楽しみで、後手は2八に歩があるので、受けづらいです。
手厚く攻める▲4二角成が参考になった1局でした。