上図は、横歩取り青野流からの進展で実戦では△5五角と打ったのですが、△2八歩は変化手順です。ソフトの評価値+102で互角。
対局中に△2八歩と打たれたらどう対応すればいいのかと思っていましたが、実戦では△5五角だったのでその展開になりませんでした。
ただし、△2八歩と打たれた時の対応が分かってなかったので、この機会に調べてみました。
△2八歩は手筋で、▲同銀なら△5五角と打つと銀取りと△7七角成を狙っています。
△2八歩▲同銀△5五角▲2二歩で、ソフトの評価値+43で互角。

この手順は、△2八歩に▲同銀に後手は狙いの△5五角としますが、そこで▲2二歩が手筋です。
▲2二歩に△同角では▲6八銀で、ソフトの評価値+305で先手有利。
この手順は、▲2二歩に△同角とすると▲6八銀で、後手の角の働きがあまりよくないので先手指せそうです。
また▲2二歩に△同銀は▲3二飛成、△同金も▲3一飛成があります。
▲2二歩に△3三歩なら▲8四飛△2八角成▲2一歩成で、ソフトの評価値+568で先手有利。
この手順は銀と桂馬の交換ですが、先手はと金と飛車が働きそうで先手まずまずです。
よって▲2二歩には△3三桂と逃げます。
▲2二歩△3三桂▲2一歩成△4二銀▲6八銀で、ソフトの評価値+152で互角。

この手順は、△3三桂に▲2一歩成でと金ができて気持ちはいいですが、△4二銀が意外としっかりしています。
△4二銀に▲6八銀が少し指しづらいです。
△7七角成と△2八角成の両方を防ぐ手がないので、△7七角成を防ぐ▲6八銀ですが、△2八角成が気になります。
▲6八銀以下△2八角成▲2二とで、ソフトの評価値+240で互角。
この手順は、△2八角成に▲2二とがいい手で、△同金なら▲2四飛で馬取りと金取りの両取りになります。
ただし▲2二とには△4一銀で、以下▲3二と△同銀▲2四飛△1九馬▲2一飛成△3一歩で、ソフトの評価値+168で互角。
この手順は、先手は飛車が成った展開ですが、後手も△3一歩と底歩で受けていい勝負のようです。
この展開であれば、意外にも△2八歩は候補手の一つに上がってもよさそうです。
△2八歩には先手は別の対応があるかもしれません。
横歩取り青野流で△2八歩が参考になった1局でした。