上図は、先後逆で角換わりからの進展で▲6六角と打った局面。ソフトの評価値-311で後手有利。
対局中は、▲6六角と打たれたときにいい手を指されたなと思っていたのですが、評価値はあまりよくなかったようです。
▲6六角は先手に歩が入ればいつでも▲2三歩と叩く筋があるので、後手は受けに神経を使います。
本譜は▲6六角に△5五角▲同角△同銀で、ソフトの評価値-16で互角。
この手順は、先手の角を消しにいった手ですが、この交換はあまりよくなかったようです。
△5五角では△7三角がありました。ソフトの評価値-316で互角。

この手は、次に△5五銀や△6五銀として、先手の角や飛車を狙う手です。
△7三角に▲2四銀なら、△6五銀▲2二角成△同金▲4六銀△2七歩▲同飛△5四角▲3七飛△2三歩▲3三歩成△同桂▲同銀成△3六歩で、ソフトの評価値-671で後手有利。
この手順は、先手が2筋と3筋の突破に手をかけたのですが、△2七歩から△5四角が受けの手筋で、後手が指せるようです。
よって、後手から△5五銀や△6五銀を防ぐ意味で▲4六銀ですが、そこで△2三金で、ソフトの評価値-312で後手有利。

この手順は、▲4六銀に△2三金が少し指しにくいです。
金が斜めにいくと3二の地点にはなかなか戻れません。
後手は1歩得ですが後の展開が気になります。
△2三金に▲2四飛なら、△同金▲2二角成△3四金▲1一馬△2七飛▲3九金△3八歩▲2八歩△4七飛成▲4九香△3六龍▲3七銀△2五龍▲3八金△3六歩▲4六銀△6五銀で、ソフトの評価値-443で後手有利。
この手順は、先手は低い陣形を活かして▲2四飛から▲2二角成と飛び込む手で、一見無理っぽいですが、飛車と銀香の2枚替えで馬を作っているので少しは考えられます。
ただし、後手は龍を作って飛車が2枚あるので後手指せそうです。
△2三金▲5八金△5四歩▲3八飛△4二玉で、ソフトの評価値-270で互角。
この手順は、お互いに駒組みを進めた手でまだこれからの将棋です。
自陣角で飛車と角を狙うのが参考になった1局でした