上図は、横歩取り青野流からの進展で▲2四歩と打った局面。ソフトの評価値+106で互角。
対局中は、▲2四歩と打った実戦をあまり見たことがなかったので、どこかで手順を間違えたのかと思っていました。
本譜は▲2四歩以下△7七角成▲同金△同飛成▲6八角△7五龍で、ソフトの評価値-430で後手有利。

この手順は、▲2四歩を無視して△7七角成からの角と金桂の交換で2枚替えで後手が指せそうです。
△7五龍に▲6六角なら、△8四龍▲同角△2四金▲2二と△8九飛▲6六角△7六桂で、ソフトの評価値-304で後手有利。
この展開は、△8四龍と飛車を交換して△8九飛と下した展開ですが、△7六桂と打っても意外と評価値が伸びていないのが不思議です。
後手も▲3二とがくればうるさいということだと思います。
なお実戦では、△7五龍に▲2三歩成△8四龍▲3二と△4五桂▲4一角で、ソフトの評価値-205で互角と進みましたが、△4五桂では△5一金で、ソフトの評価値-392で後手有利。

この手順は、先手は飛車を見捨てて▲2三歩成から▲3二ととしたのですが、△5一金が手堅かったようです。
△5一金に▲4二となら△同金で、ソフトの評価値-462で後手有利。
先手は銀を取って駒割りは角銀と飛桂の交換ですが、先手は歩切れが痛いです。
後手は△4五桂とか△8九飛から△7六桂など指したい手がたくさんありますが、それに対して先手は▲1一とか▲3一とくらいで細かい攻めが難しいです。
やはり最初の局面で、▲2四歩では▲6六歩と突いて△同角なら▲8七飛、▲6六歩に△4五桂なら▲6七角△6六角▲6八銀△8四角▲7六角で、ソフトの評価値+88で互角のように指すべきだったようです。
横歩取り青野流で攻め急ぎが参考になった1局でした。