盤面全体で駒を活用する

上図は、横歩取りからの進展で▲3六飛と歩を取った手に△4二金打とした局面。ソフトの評価値+1101で先手優勢。

対局中は、後手が歩切れで9筋にと金もできていますので、先手が指せていると思っていましたが、後手も△2七飛成があるので忙しい局面です。

本譜は▲3三歩△同桂▲同桂成△同金直▲4五桂で、ソフトの評価値+811で先手優勢。

この手順は、ゆっくり攻めては△2七飛成があるので▲3三歩と叩いてから▲4五桂でまずまずかと思っていましたが、△3四桂と粘れるとまだ大変のようです。

▲3三歩は候補手の一つだったのでおかしくはなかったようですが、別の指し方もあったようです。

▲3三歩では▲8二とがありました。ソフトの評価値+1078で先手優勢。

▲8二とは全く見えていませんでした。

9三のと金は将来後手玉が7筋方面に逃げたとき、攻めの拠点になると思っていましたので、と金を捨てるのは全く浮かばなかったです。

▲8二と△同金▲9一香成△2七飛成▲3七香△3三歩▲6五桂△1九馬▲8六飛△8三歩▲8一成香△同金▲5三桂右成△同金▲同桂成△同銀▲4五桂で、ソフトの評価値+1645で先手優勢。

この手順は、▲9一香成としてから▲3七香が少し見えにくいです。

△3三歩と受けさせてから8筋に飛車が回って、以下5三の地点で清算して▲4五桂という手の流れです。

指されてみればなるほどという手ですが、これも結構難しい手順です。

多分早指しでは浮かばない手順ですが、盤面全体で駒を活用する感じみたいです。

盤面全体で駒を活用するのが参考になった1局でした。