上図は、角換わりの進展から▲4三銀と打った変化手順です。ソフトの評価値+99988で先手勝勢。
▲4三銀と打つ前に手では色々な詰まし方がありました。https://shogiamateur.com/?p=19039&preview=true
今回は▲4三銀と打って詰ます手順ですが、この▲4三銀は打ちにくい手です。
▲4三銀と打つと上部に逃げられそうな感じがします。
▲4三銀に△2二玉なら、▲7二龍△2三玉▲4一角△3三玉▲4二龍△4四玉▲5四銀成まで。
この手順は、▲4二龍から▲5四銀成がうっかりしやすい手で、▲4二龍で▲3二龍なら△4四玉で手数はかかりますが不詰みのようです。
▲4三銀に△2三玉なら、▲2一龍△2二香▲3二角で、ソフトの評価値+99995で先手勝勢。

この手順は、▲2一龍に合い駒したときに▲3二角と打つ手が急所です。
1四の地点に脱出されたら捕まらないのこれしかないですが、以下△3三玉▲4二銀不成△4四玉▲5四角成でぴったりです。
3六に歩がいるおかげで△3五玉という手を消しているのが大きいです。
▲4三銀に△3三玉なら、▲3一龍△4四玉▲5四金で、ソフトの評価値+99996で先手勝勢。

この手順は、△3三玉から△4四玉となって上部脱出ができそうな展開で、ぱっと見で後手玉は捕まらないような感じです。
▲5四金以下△4五玉▲3四龍△4六玉▲5五角まで。
この手順は、最後に角を打ってぴったりですが、多分実戦では読み切れないような感じがします。
特に中段玉で持ち駒に金がなく斜めの角だと考えづらいです
王手で追って直前になって詰みが分かったというレベルだと思います。
短い時間で▲4三銀と打った時点で詰みの変化を読み切るのは、相当強い感じがします。
上部に逃がして詰ますのが参考になった1局でした。