寄せにいって危ない場合は駒得を狙う

上図は、横歩取りからの進展で▲3三銀と打った手に△3五歩と打った局面。ソフトの評価値+1697で先手優勢。

対局中は、形勢は少しいいですがまだ後手玉の寄り筋が見えず、まだ難しいと思っていました。

本譜は▲4二銀成△同玉▲3五飛と進みましたが△4一桂で、ソフトの評価値+1321で先手優勢。

この手順は、▲4二銀成から▲3五飛として△同金なら▲3三角でいいのですが、△4一桂と受けられるとこれが意外とまだ大変で、以下▲3六飛なら△3五銀で後手が手厚くなって寄せきる将棋ではないみたいです。

△4一桂には▲2五金や▲2三金もあるみたいですが、うまく指さないと攻めが切れそうな気がします。

本譜のように決めにいくのでなく、別の指し方がありそうです。

▲4二銀成では▲2四銀成がありました。

▲2四銀成△3六歩▲3一飛で、ソフトの評価値+1725で先手優勢。

▲2四銀成と飛車を取ってから▲3一飛と詰めろに飛車を下ろすのがよかったようです。

▲3一飛△5一銀▲3四飛成△3七歩成▲同銀△2七馬▲2八歩で、ソフトの評価値+1683で先手優勢。

この手順は、▲3一飛から▲3四飛成が自陣の受けにも利くようにするのがいい手のようです。

▲3四飛成に後手は△3七歩成からあやを求めますが、▲2八歩と受けに回るのが手堅いみたいです。

なお、▲3四飛成では▲3四成銀もありそうで、以下△3七歩成なら▲同銀△同馬▲4三成銀△同金▲3七飛成もありそうです。

どちらの指し方にしろ、後手玉を寄せにいくのでなく少しずつ駒得をしてバランスを取っています。

寄せにいって危ない場合は駒得を狙うのが参考になった1局でした。