玉を薄くして寄せる

上図は、角換わりからの進展で▲7三銀と打った手に6二の金が△6一金と引いた局面。ソフトの評価値+891で先手優勢。

対局中は先手が少しいいと思っていましたが、後手も△7六歩から△7七歩のような展開になると、先手もうるさい形になります。

本譜は▲6五歩△同歩▲7二銀打で、ソフトの評価値+195で互角。

この手順の▲6五歩は、はっきりとした狙いをもって指した手でなく時間に追われて指した感じです。

以下▲7二銀打として△同金▲同銀不成△5三玉と進みましたが、後手玉が広い方に逃げているので、もう少し先手はうまい攻めがあったように思います。

▲6五歩では▲8三角がありました。

▲8三角△7二桂▲同銀不成△同金▲同角成△同玉▲5四銀で、ソフトの評価値+760で先手有利。

この手順は、▲8三角と打つのが急所みたいです。

▲8三角に△7二歩なら、▲7四角成△5三玉▲6四銀成△4二玉▲5四成銀で、ソフトの評価値+1298で先手優勢。

この手順は、△7二歩だと▲6四銀成があり以下▲5四成銀で飛車を攻める展開なので先手優勢です。

△7二桂は6四の地点を受ける意味でもあります。

よって△7二桂ですが清算してから▲5四銀とします。

▲5四銀で持ち駒が金と桂なので攻めがやや細いのが気になります。

▲5四銀以下△4七飛成▲6三金△8一玉▲7三桂成△6一金▲7四桂で、ソフトの評価値+1399で先手優勢。

この手順は、後手は受けてもきりがないので△4七飛成としましたが、平凡に▲6三金が継続手です。

▲6三金に△6一玉なら▲5三銀成△8四角▲7三桂成で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は、上部をおさえる展開で先手勝勢です。

よって▲6三金には△8一玉ですが、▲7三桂成から▲7四桂を詰めろをかけて後手玉に迫ります。

▲7四桂に△9三銀なら、▲6二桂成△9二玉▲6一成桂△8二歩▲7二金△7六歩▲8一金△7七歩成▲同金△4二龍▲6三銀不成△8四角▲8二金引△同銀▲同成桂△9三玉▲7四銀成で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は、後手玉に金駒が張り付く攻めで先手勝勢です。

玉を薄くして寄せるのが参考になった1局でした。