△2五桂のただ捨ての受け方

上図は、角交換振り飛車からの進展で△2五桂と歩を取った局面。ソフトの評価値+91で互角。

後手の△2五桂と桂馬を捨てて歩を取る筋はたまにでる手で、ここは先手も手が広いところです。

実戦では▲5六歩△6四銀で、ソフトの評価値±0で互角と進みましたが▲2五同飛の展開も気になっていました。

▲2五同飛△4八角で、ソフトの評価値+6で互角。

▲2五同飛に△4八角ともたれる指し方で、△2四歩から2筋を伸ばして△3九角成のような筋です。

それまで先手に手があればいいですが、なければ後手に駒損を回復されそうです。

△4八角以下▲8五歩△同歩▲同銀△8四歩▲7六銀△2四歩▲2七飛△2五歩▲2二歩△同飛▲3一角△3二飛▲4二角成△同飛▲2五飛で、ソフトの評価値-46で互角。

この手順は、先手は8筋の歩を交換して1歩をもって後手が2筋を伸ばしてきたら▲2二歩から▲3一角として飛車を捌く展開です。

一見先手がよくなったようでも、以下△2四歩▲同飛△6六銀▲同金△3三角でソフトの評価値-21で互角。

この手順は、△2四歩から△6六銀と捨てて△3三角とする手でいい勝負のようです。

また最初の▲2五同飛には△2四歩と2筋を伸ばすのも気になります。

▲2五同飛△2四歩▲2八飛△2五歩▲5六歩△6四銀▲3七角で、ソフトの評価値+17で互角。

この手順は後手は2筋を伸ばして2筋の突破を狙ってきましたが、▲3七角と受けてどうかという局面です。

▲3七角は△2六歩に▲同角の受けの自陣角ですが、桂馬を得しているのでいい勝負のようです。

よって△2五桂には▲同飛もありましたが、別の指し方もあったようでこれはまた別の機会に書きます。

△2五桂のただ捨ての受け方が参考になった1局でした。