上図は、相早繰り銀からの進展で△1九角成と香車を取った局面。ソフトの評価値+2339で先手勝勢。
駒割りは金銀桂と角香で先手が少し駒得で、飛車が成っているので先手がいいです。
対局中もだいぶ先手がいいとは思っていましたが、ここからどのように後手玉に迫るかという場面です。
本譜は、▲4三龍△7二玉で、ソフトの評価値+1707で先手優勢。

▲4三龍は次に▲5二金△同金▲同龍△同玉▲5三銀△4三玉▲4二金の詰めろですが、△7二玉とされると少し攻めが甘かったかもしれません。
△7二玉には▲5三桂成はありますが、△同金▲同龍△3六香で、ソフトの評価値+2115で先手勝勢。
この指し方もありそうですが、ソフトは別の指し方を推奨していました。
▲4三龍で▲3二龍がありました。
▲3二龍△7三馬▲5三銀△5一香▲7五歩で、ソフトの評価値+3081で先手勝勢。

この手順は、▲3二龍として次に▲5三桂成を狙う手です。
△7三馬と引いて後手は固めますが、▲5三銀とかぶせて△5一香の受けに▲7五歩と叩きます。
▲7五歩は銀取りですが、▲7四歩が馬取りになるので後手は▲7五歩に普通に受けます。
▲7五歩に△同銀なら、▲2一成桂△5三香▲6五桂で、ソフトの評価値+4279で先手勝勢。
この手順は、△7五同銀とさせることで先手は桂馬が入れば▲6五桂が厳しい狙いです。
7四銀のままで▲6五桂と打っても△同銀とされると少し甘い感じです。
▲7五歩に△5三香なら▲7四歩△同飛▲6五銀で、ソフトの評価値+3324で先手勝勢。
この手順は、▲7四歩から銀を取って▲6五銀とかぶせる手で、飛車が逃げても▲7四歩が厳しいので先手勝勢です。
後手玉が1段目の場合は、先手の龍は2段目にいて攻めた方が寄せやすい感じです。
後手玉が2段目に上がると少し粘りが効くので、攻める方は2段目に上げさせないようにした方がいいみたいです。
1段玉には龍は2段目で攻めるのが参考になった1局でした。