上図は、急戦矢倉模様からの進展で▲9六角と打った手に△8六歩と打った展開で、ソフトの評価値-88で互角。
先手は2八の飛車の横利きで何とか受けているという感じですが、後手からの狙いの方が多い形で先手が少し模様が悪いです。
本譜は▲2二歩△3三桂と進んだのですが△3三桂で△4七金なら、ソフトの評価値-523で後手有利。

この手順は、先手は攻めても受けてもよく分からなかったので▲2二歩と打って様子をみたのですが、△4七金と張り付かれたら先手が悪かったようです。
△4七金▲8七角△同歩成で、ソフトの評価値-630で後手有利。
この展開は、4七の金と8七のと金が大きくて先手が振りほどくのが大変みたいです。
▲2二歩では▲6三角成がありました。ソフトの評価値-95で互角。

この手順は、▲9六角と打ったら▲6三角成とするのは形ですが、このタイミングでは見えていませんでした。
▲6三角成に△3一玉なら、▲6四馬△2二玉▲7七銀△4七金▲6六銀右で、ソフトの評価値-103で互角。
この手順は、馬を作ったら受けに利かすのが粘り強い指し方みたいで、▲8一馬など桂馬に目をやらずに受けに回ります。
△4七金も狙いの一手ですが、▲6六銀と上に上がって先手の飛車の利きを通して受けるのが大事みたいです。
▲6三角成に△5二銀なら、▲8一馬△6七龍▲6八金△7八金▲5九玉△6八金▲同銀△7八龍▲7九金△6九金▲同金△8八龍▲7九金△8七龍▲8八歩△4七龍▲4八銀で、ソフトの評価値+661で先手有利。
この手順は、△5二銀と受けて持ち駒の銀を1枚使うことで、先手陣のプレッシャー少なくなることから▲8一馬と桂馬を取りにいくのが興味深いです。
相手の指し手が変わればこちらの指し手も変わってくるという典型です。
以下後手も角を取って攻めますが▲4八銀と打てれば先手も指せそうです。
相手の指し手でこちらの指し手が変わるのが参考になった1局でした。