少し苦しい局面の指し方

上図は、横歩取り青野流からの進展で△1二歩と打った局面。ソフトの評価値-223で互角。

対局中は△1二歩に▲同成香なら△4五角が見えたので、それ以上全く考えてなかったです。

実戦は▲1四成香△7七歩成▲同銀△4五角▲7六飛△7五歩▲同飛△7一香で、ソフトの評価値-735で後手有利。

この手順は、▲1四成香と逃げた手に後手は桂馬を取ってから飛車を攻める展開で先手がまずいようです。

▲1四成香は候補手の1つでしたが、いまひとつ成香の働きがにぶいような感じがします。

▲1四成香では▲1二同成香もありました。

▲1二同成香△4五角▲2一銀で、ソフトの評価値-631で後手有利。

この手順は、▲1二同成香で後手の△4五角の注文にはまるような手ですが、そこで▲2一銀と引っ掛けてどうかという手です。

△5六角なら▲3二銀成△同玉▲5六歩で、ソフトの評価値-442で後手有利。

この手順は、△5六角に▲3二銀成と後手の金を取れる形になれば後手玉も薄くなるので勝負形です。

よって▲2一銀に△3一金ですが、そこで▲7六飛で、ソフトの評価値-139で互角。

この手順は、△3一金と引いた手に▲7六飛と受けに回る手です。

駒割りは銀と桂馬の交換で先手がやや駒得ですが、先手の2一の銀がやや重たく、先手の飛車が狙われやすい形です。

▲7六飛以下△7五歩▲4六飛△5四桂▲4五飛△同歩▲1三角で、ソフトの評価値-256で互角。

この手順は、△7五歩に▲同飛なら△6六桂▲同歩△7八角成を狙った手ですが、▲4六飛と逃げて以下飛車と角の交換から▲1三角と攻防に打ってどうかという局面です。

評価値はそれなりに揺れてますが、先手も一応手になっているのでいい勝負のようです。

少し苦しい局面の指し方が参考になった1局でした。