角交換振り飛車に矢倉模様に囲う

上図は、居飛車対振り飛車からの進展ですが先手の▲7八金をみて△4二飛とした展開で△7二玉とした局面。ソフトの評価値+246で互角。

先手は▲7八金としているのでやや玉を囲うのに神経を使うのと、後手は△4五歩と伸ばしているのでいつでも△4六歩の筋があります。

また後手は3筋の位も取っているので、△3四飛から軽く捌く展開もありそうで、この場合は先手の4九の金が1段目の方がいいことが多いです。

ソフトの検証をしているとこのような局面でも早めに▲5八金と上がるのだろうと思っていましたが、実際の対局では将棋の感覚は簡単には変わらないようで本譜は角交換をしました。

▲2二角成△同銀▲7七桂で、ソフトの評価値+108で互角。

この手順は、▲2二角成から▲7七桂と跳ねたのですが、▲7七桂はやや形を早く決めすぎたかもしれません。

▲7七桂は後手から△3六歩▲同歩△5五角を事前に受けた手です。

▲7七桂ではソフトは▲6八銀を推奨しており、以下△3六歩には▲7七銀という展開を示していますが、△5五角とか△3七歩成▲同銀△3六歩▲同銀△4六歩などの筋をきっちり受ける必要があるので、受け損なうと不利になりそうでなかなか指せないです。

また▲2二角成では▲5八金があったようです。

▲5八金△4六歩▲同歩△同飛▲4七銀△4二飛▲4六歩で、ソフトの評価値+182で互角。

このような展開は、後手に1歩をもたれて先手は4七の銀が釘付けなので、先手が少し損をしているのかと思っていましたがそうでもないようです。

▲4六歩以下△8八角成▲同銀△2二銀▲7九玉△3三桂▲7七銀で、ソフトの評価値+266で互角。

この手順は、角交換から先手は矢倉模様に囲う展開でこれで互角のようです。

先手は9筋の位を取っているので、じっくりした展開でも指せるといい勝負のようです。

角交換振り飛車に矢倉模様に囲うのが参考になった1局でした。