直感で詰みが分かるか

上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形からの終盤戦ので△3五銀打とした局面。ソフトの評価値-99974で後手勝勢。

この局面は、手数がかかるのですが詰んでいたのですが、実戦では詰みが分からず混戦になりました。

△3五銀打▲同飛△同銀▲同玉△4三桂▲2六玉△2四飛で、ソフトの評価値-99980で後手勝勢。

この手順の△3五銀打に▲3七玉は△2五桂で詰みです。

よって、▲3五同飛に飛車を取って△4三桂と打ってから△2四飛とする手ですが、△2四飛はかなり指しにくいです。

理由は逃げる手が2種類、合い駒が3種類あり、それぞれの変化を考えないといけないので、とても早指しでは指しきれないです。

またこの局面が直感で詰まないように見えます。

まずは逃げる手からで、△2四飛に▲3六玉は△4五銀▲3七玉△3四飛▲2六玉△3六飛▲2五玉△3三桂まで。

この手順は、△4五銀から△3四飛が分かれば詰みそうですが、△3六飛が少し浮かびにくいかもしれません。

△2四飛に▲3七玉なら△3六歩で、ソフトの評価値-99992で後手勝勢。

この手順は、持ち駒の1歩を使う△3六歩です。

△3六歩▲同玉△4五銀▲3七玉△3四飛▲2六玉△3六飛▲2五玉△3三桂まで。

この手順は、持ち駒の歩を使う手で持ち駒に歩がないと詰みません。

このあたりの詰む詰まないは、1歩あるかないかで全く違ってきます。

これらの手順は、局後の検討としてはそんなに難しくないですが、早指しでは意外と難しいです。

自陣飛車というのが少なく、また持ち駒が少なく、後手玉が4段玉なので動ける範囲が少し広いです。

またちょっとした駒の配置の違いで、詰み手順が変わったり不詰みがあるのが将棋の難しいところです。

△2四飛に合い駒をした場合は別の機会に書きます

直感で詰みが分かるかが参考になった1局でした。