上図は、後手雁木からの進展で△7四歩と突いた局面。ソフトの評価値+52で互角。
対局中は、先手から▲4五歩の筋でガンガン攻めていくイメージで指していたのですが、どこでまずかったのか後手が△7四歩と突くと次に△6四銀から△7五歩の攻めがうるさいです。
先手は数手前に▲7七角と上がって8筋の歩の交換を受けた手と、後手は6一に金はそのままにして動いてきたので、先手から仕掛ける展開にならないようです。
4七の銀のままではあまり働いていないので▲5六銀と上がりました。
本譜は▲5六銀△6四銀▲6六歩△7五歩で、ソフトの評価値+22で互角。

この手順は、▲5六銀から▲6六歩と受ける形で△7五歩にどのように受けるかという展開です。
実戦は△7五歩に▲6五歩△7六歩▲6六角で、ソフトの評価値-138で互角。
この手順は、△7六歩に▲9五角が王手の先手だと思っていたのですが、△7三銀と引かれて後手の銀が取れませんので失敗です。
実戦も1歩損で先手が指しづらいです。
△7五歩には▲6七銀上で受けるべきでしたが、最初の局面では別の指し方もあったようです。
▲5六銀では▲6六歩がありました。
▲6六歩△6四銀▲6七金△7五歩▲6五歩で、ソフトの評価値+162で互角。

この手順は、4七の銀の活用を後回しにして▲6六歩から▲6七金の形にします。
後手は△6四銀から△7五歩と動いてきたら▲6五歩と突きます。
▲6五歩に△同銀なら▲7五歩で、ソフトの評価値+281で互角。
この手順は、銀ばさみの手筋で次に▲6六歩と銀を取る手が狙いで先手が指せそうです。
▲6五歩に△7六歩なら、▲同金△5三銀▲5六銀△5二金▲6七銀上△4一玉▲7八金で、ソフトの評価値+107で互角。
この手順は△7六歩に▲同金で4段金になる形ですが、先手は金と銀を組み替えて上部を手厚くして互角のようです。
先手の▲4五歩からの急戦志向の展開はなくなりましたが、後手の仕掛けを封じていい勝負のようです。
後手の仕掛けの受け方が参考になった1局でした。